最近なぜかよく聞く単語「マコモダケ」。
絶妙に語感が良いマコモダケ。(私の中で)
なんか雑魚敵として出てきて速攻やられそうな、クリボー的なイメージ。鳴き声が「マコー!」みたいな。
そんなマコモダケを先日スーパーにて発見したので切り刻んで小麦粉まみれにした挙句に高温の油に突き落としてみました。
スーパーのマコモダケ置いてる付近に謎のパンフレットがあったのでもらってみた。
マコモダケの特徴や育ててる人達の様子から調理方法・レシピがたくさん載っててマコモダケに対する熱い想いが感じ取れました。
これがマコモダケ本体です。白と緑のコントラストが綺麗。
稲が何かの菌的な物で太くなってマコモダケになるみたいで、生命の不思議を感じます。
要するに稲を食べてるってことなのか…?
緑の皮は剥いて調理しろとのことなので緑の皮をベリベリと剥ぐ…「丸裸にしてやるぜーゲヘヘヘ」とか思いながら剥いでたらマコモダケに申し訳なくなってきたので調理に集中することに。
トウモロコシ系の皮を剥いてるような感覚。
とりあえず断面は必須かと思って撮影。
中まで白くて特に匂いなどもわからない…すごーく鼻に近づけて匂いを嗅いだらうっすら植物の香り。
まぁ植物だもんね、そりゃ植物の香りするよね。
とりあえず天ぷら粉を水に溶いたものをまとわせて、油の中に放り込んで天ぷらにしてやりました。
パンフレットにレシピがいっぱい載ってたけど、1番マコモダケの味のみで勝負出来そうな天ぷらを選ぶ。
ちなみに、揚げる前のマコモダケをかじってみたらエグミひとつない優しいタケノコみたいな味がしました。タケノコっていっても、すごーく遠くにタケノコがいる感じの薄〜い味。クセがないので何と料理しても合いそう。
天ぷらへ進化完了!
軽く塩をパラパラして食べるとなかなか良い感じにおいしいです。
よく考えたら3本もあったんだから天ぷら以外にも何かしたら良かったなぁと思いつつもおいしく完食。
たしか3本セットで300円以内のお値段だった気がするけど、バラ売りとかしてくれたらもうちょっと気軽に試せるかもなぁと無責任なことを考える。
だって「マコモダケ…ナニコレ!?気になる!!」っていう人割といると思うけど、値段を見て「お試ししてみるのには高いかも…300円あったらキャベツと白菜とアレとコレが買えるわ。」とか考えて買うのやめそうだし。
バラ売りなら「ちょっと一本試してみるかー!」みたいなね。(以前マタタビの実を見つけて、すごく気になったけど値段がそこそこするし量も多すぎて買うのを断念した経験から。)
そんな余計なことを書きつつも、食感もタケノコやメンマ的な雰囲気でクセも無く料理しやすそうなマコモダケは個人的にはオススメの品。
ゆくゆくはマコモダケが全国的に広がって代表的な野菜の仲間入りしてそのへん歩いてる主婦とかが「キャベツ・ニンジン・マコモダケを買って帰らなきゃ」とか言ったりね。
お野菜大嫌いキッズが「サツマイモとカボチャとマコモダケは好きー!」みたいなね。
そろそろ何を言ってるのか自分でもよくわからなくなってきた昼下がり。うん、とりあえず寝よう。