私の今まで生きてきた道は本当に正解だったんだろうか。
小学校の頃に「やりたい事なんか特にないから適当なこと言っておこう」なんて思わずに自分の好きな事ややりたい事を一生懸命探して突き詰めていればやりがいのある人生になっていたのだろうか。
中学校の頃に「アイドルなんて全然分からないし興味が無い」なんて言わずに、まわりが騒いでいるアイドルについて知る努力をしたら。
すきなひとの話になっても「好きな人なんて良く分からないから適当な人の名前を言っておこう」なんて思わずに、恥ずかしがらずに男の子をちゃんと見て少しでも好きになれそうな相手を作ったなら、少しでも青春ができたのだろうか。
高校の頃に何も興味の無いふりをして「さっさとこんなとこ卒業して早く大人になりたい」と思いながら過ごし、近寄ってきてくれてた同級生にも「ギャルは住む世界がちがうから」「この人は人気者だから」「私は暗くて地味な人間だから私と関わってもなにも楽しませてあげられないよ。何を話したらいいのか分からない」などと思ってよそよそしく接してしまい結局同じ中学校出身者とばかりつるんでた。
もし、自分から壁を作らずにもっと気軽に接していたなら少しは友人ができていたのだろうか。
就職しても、結婚しても。
楽しかったことなんかいっぱいあったはずなのに、思い出すのは後悔ばかり。
人生80年として、半分以上が過ぎてしまった今ですら、小学校の頃にやってしまった失敗をふいに思い出しては強い罪悪感を感じてジタバタしてしまう。
一体私は何をどうするのが正解で、もし人生の分岐すべてを正解することができたなら本当はどんな人生だったのだろうか。
私は皆に好かれようとし過ぎて自分の意見も言わずに他人の事ばかり優先してきた。
そうした結果、周囲からきちんと扱ってもらうことができなくなり他人からの頼み事や用事が増えて行った。断ったら相手に申し訳なくて断れず、いつも他人へ送るアドバイスやもし相手が何か失敗した時にはフォローできるように!と、そんなことばかり考えていた。
そしてそれが重荷になって全部捨てて飛び出して、飛び出した先でまた自分の身を粉にして相手の役に立とうとしていた。
多分ずっと、ずーっと間違っている。私は。
染みついてしまった「他人を優先する癖」は抜けないし、ついつい「都合の良い人」にになろうとしてしまう。
だいぶん回復したとはいえ今もネガティブでやりたいことも何もない。
他人からしたら「え?そんなこと考えてたの?」ってことばかり考えていると思う。
でも、そんな事ばかり考えていても時間が経過するばかりでなにも現実に変化が無いから、ちょっとでも自分のやり方を変えて行かないといけないよねと思う。
だって人生1回目だし、正解なんかわからないし。
そもそも、正解なんて誰も知らないのかもしれない。よく考えたら大体みんな人生1回目なわけだし。正解を言っていると思われる相手も、正解だと自分が感じた内容や世間の常識と呼ばれるヤツををただ喋っているだけかもしれないし。
生きていると「は!?こんなのアリなの!?」って思うような図々しい奴や失礼なヤツ、とんでもないヤツに出くわしたりするけれど、そんな人たちでも堂々と胸張って生きてるんだから、私はもうちょっと気楽に生きても許されるよね?なんて思ってる。
正解は分からない。
ただ、細々とでも地道にコツコツ生きて何か失敗したら後悔して「ぐあああ」って暴れて、少なくても私に好意的に関わってくれる人を大切にできたら。
夢とかでっかい目標が無くても、キラキラ輝く人生じゃなくても、大正解の人生じゃなくても、まあいいのかななんて思ったりしている。