ねぇ、リアルってどうやって充実させるの?

リア充になる方法を模索する人間(女)のブログ(雑談大量!)

私とは合わないな…と思ってしまう相手の家に高確率で置いてある物。

「この人、なんか合わないなー!」と思ってしまう相手は誰にでも1人はいるもの。

 

それをうまいことヒラリヒラリとかわしてうまい事やり過ごすのが社会人…らしいけれど、私はうまいことかわすことが出来ないので苦笑い・嘘笑い・愛想笑いで相手になんとか合わせたりおだてたりしながらギリギリやり過ごしてストレスをコツコツためていき・最終的に大爆発したり全部嫌になってすべて放り捨ててしまうタイプ。

 

そんな「大体の人にはなんとかギリギリ話を合わせることができる」私でも「いやマジでこの人は合わないわ」と思い距離を取りたくなる相手がいる。

 

「怒りの沸点が異様に低い・感情的な相手」である。

 

この人たちは「なんでそんなことで怒るのか?」と不思議になるような状況で怒りはじめたりイライラしたり八つ当たりをしてきたりする。

 

その怒り方を分かりやすく言うならば「赤信号はとまらないといけない」と言われて「そんなところに信号がある方が悪い!」と怒り出す…みたいな感じだろうか。

つまりは「一般的な理論・常識と言われるものや説明」が通用しない感じ。

 

自分がお腹が減ったからと周囲の関係ない人にイライラをまき散らしたり。

 

ちょっと長い説明をしようとしたら途端にイライラし始めて「訳が分からないから簡潔に言え・なんならお前がやれ」と怒り出したり。

 

自分の恋愛がうまくいかないからと私を呼びだし、過去の私の失態を意地悪く延々掘り返して馬鹿扱いして私が謝るとご機嫌になったり。

 

明らかに間違った情報を語っているのでこれはマズいと思いコッソリ正しいと思われる情報を提供しようとしたら途端に不機嫌になり私にたいして人格攻撃を仕掛けてきたりする。

 

そして自分が明らかに大き目な失敗をしてしまった時にフォローや次のトラブルを回避するための提案をしようとしたら「私の事…そんな風に思っていたのね、ひどい」みたいな事を言い出してものすごい被害者面をし始めたりもする。

 

 

この手の人たちは「やたらと感情的」うえに「妙に意地が悪い」のである。

ついでに言うなら「人に対しては色々言う」のに「自分は動きたくない・責任取りたくない」のに、その割には余計な事はきっちりとする。

 

私は基本的に「いい人オーラ」という名の「何を言ってもこいつなら大丈夫」みたいなゴミオーラが出ているらしく、こういう人間の標的にされやすいし何度もサンドバック役やカウンセラー役を仰せつかった。

 

そして「コントロールなんてできるわけもない他人」に対してそこまでどうこう言うつもりもないわたしは「言い返さずにとにかく相手に喋らせる」ため、友達のほとんどいないと思われる彼らからはたいそう重宝された。

 

あるとき、相手の家に呼ばれ長時間愚痴や相談をバシバシとぶつけられつつ集中知力が完全に途切れた私が棚の下に何となく目をやれば「半透明の容器に白い紙のような蓋」がされた「湿気をとるゾウさん的なヤツ」がいた。

 

最初は「あー、あの湿気とるやつかー」と思ったのだけれどよくよく考えてみればそこは昭和の家。こんな古い家の気密性ゼロ隙間風ビュービューの家の棚の下なんかに置いたところで湿気なんか無限に入って来るのは確実で・その時座っていたカーペットもすこししっとりしてる気がしなくもなかった。

 

せめて「タンスの中」とか「気密性の良い家やクローゼット」とかに入れて使うのならば効果があるのだろうけれど、この使い方で湿気を取るもなにも無くない?

例えば「カール」という湿気やすいおやつをお皿に盛りつけて、その横にシリカゲルをそっと置いたとして、カールは湿気ないのだろうか?普通に湿気ると思う。

だけどきっと彼女たちは「カールが湿気る訳無い!シリカゲルが近くにあるじゃん!」とガチギレで答え、私からの反論は一切許さないだろう。

 

そんな事を考えながらも集中力の切れた私はうっかりと「湿気をとるゾウさん的なヤツ」置いてるんだねと口にしてしまった。とたんに相手はイライラして「なんか悪い!!?」と怒り始めた。ああ怖いもう帰りたい。

 

そういえば実家も「湿気をとるゾウさん的なヤツ」が置いてあって母はゾウさんを信仰していた。普段は優しいけれど沸点が低く感情的で理論が伝わる相手では無かった。

 

ちょっと苦手な親戚の家にも「湿気をとるゾウさん的なヤツ」はあったし、苦手な同僚や友人の家にも。私が苦手とする相手の家には高確率…というかことごとく置いてあった。

 

そしてその使い方に共通していたのが「棚の下などに雑に置く」である。

いったい何を湿気から守っているのか。私には分からない。本当に棚を湿気から守りたいのならその稼働してるプチプラ加湿器を止めた方が早いと思う。(なぜかゾウさんと共に加湿器が共存してる確率が高かった)

 

彼らの「ゾウさん」はホコリをかぶっていても・水が満タンになっていても気が付いてもらえない。

それどころか何故か「安めの加湿器」がゾウさんと一緒に稼働しているのでゾウさんはたまったものではないだろう。

 

しかしそれに少しでも触れるような事を他人が口にすると彼らはイライラし始めたり「こんなもの効果無いのは分かっているけれど云々…」と自分のゾウさん信仰エピソード(というなの妙な言い訳じみたもの)を長々語りだしたりする。どっちにしても面倒臭いので触らぬ神に祟りなし。ゾウさんを見つけても見て見ぬふりを決め込むに限るのである。

 

というわけで私の中で「湿気をとるゾウさん的なヤツを信仰しつつも雑に使う人には理論や長い話は通じない確率が高い」という「別に欲しくもない経験則」を得てしまった。

 

ちなみに今住まわせてもらっている義理の実家にもあり、使用状況も同じ。唯一の救いとしては加湿器が無い。

信仰者は1人。普段は穏やかだけれど過去のゾウさん信仰者と似た部分を感じるところがあるのでべったりし過ぎないように適度な距離感でお互いに過ごしておりいたって平和である。

 

「湿気をとるゾウさん的なヤツ」を悪いとは思わないし何の恨みも無い。そして信仰している人がみんな嫌なやつだなんて決めつけたいわけでも無い。

 

だけど「ゾウさん信仰者」には高確率で妙に振り回されたり大変な目に合わされているので、あくまで私の場合だけれどこれからもゾウさんを信仰する人とは適度な距離を保って生きていきたいと思う。