「この人、なんでここをこういう風にしないんだろう。」
「あの人、私にああしろこうしろってうるさく言うくせに自分は出来てない。」
「ああまたこんな事をして。」
「なんでこんな簡単な事ができないんだろうな。」
「こういう風にしたら解決するのにな。」
…他人のやってることって本当に良く見えるし、足りないところや改善したら良さそうな点とか色々見えてくる。
それなのにいざ、自分の事となると見えなくなって。
他の人には「ああしたらいいのに・こうしたらいいのに」って色々思っているくせに、自分も似たような失敗してたりできていないところがぼろぼろ出てきたりする。
「人の振り見て我が振り直せ」ってマジ、コレだよなー。
何食べてどう生きてたらこんな格言生み出せるんだろ。昔の人本当に凄い。
思えば「我が振り」を直すのもままならないどころか、我が振りを棚に上げて他人のできていないところをサポートしたり助けを求められたところを必死にサポートする場面が多かったから、他人の事を気にして勝手に察して手出ししようとする癖がついてしまっている。
夫の散らかした部屋を「夫は仕事で忙しいから、家にいる私が頑張らなきゃ」なんて、急に湧いた使命感で私1人で必死に片づけたりして。そんでその後で片づけ疲れとイライラで夫に「片づけちゃんと自分でやってくれない!!?あと床に物を置かないでよ!!」って詰め寄るみたいな。
夫からしたら「えっ?いきなり1人で掃除した挙句に怒り出してどうした!???」ってなるだけですよね。そんで必要な時に必要な物を見つけられなくて私に「あれどこやった?」って度々聞いてきて私が「自分が掃除しないから私が掃除する羽目になったんだから!いちいち聞かずにちょっとは探してよ!!」ってブチ切れるみたいな。
あー…もう心がいたいいいたい。
家族の共同スペースを自室の如く散らかしっぱなしてるのはマズいにしろ、私ももうちょっとやり方&言い方があったよねと反省。
もし他の人が私のとった行動と同じ事をしてたら、迷いなく「本人にやらせろ」って言うくせにね。自分が相手だと急にそれが出来なくなる。
それに私も「他人の物」をどう片づけていいのか分からなくてしんどいですし。
捨てていいのか悪いのかもわからないから、とりあえず種類・用途で大まかに分けて全部置いておくことしかできないから結局片付かずに疲れるだけ。
とりあえず「自分の事じゃない内容は相手に任せよう」って決めたらすごく楽になりました。今までは「夫の服そろそろ買わなきゃ」とか他人の物や事まで手を出してたんですけどそれもやめれるものはやめて。
片づけに至っても「片づけの必要に迫られたら」「散らかし主と一緒に」行うようにしました。
まずは自分の事をちゃんとしなきゃね、と思って。
どんな時も落ち着いて自分の事を冷静に見て何をやるべきか判断する…なんてのはまだまだ難しいけれど「コレは自分の出る幕じゃないな」とか「なんて私ばっかり…」とか不満が出るようなことはどんどん見直して「自分の使い方」を判断していきたいなと思います。