ねぇ、リアルってどうやって充実させるの?

リア充になる方法を模索する人間(女)のブログ(雑談大量!)

あなたの猫好きはどこから?

家族のみんなが「猫が好き!」と言い、代々たくさんの猫を買ってきている今の家。

 

最後の猫が亡くなったあとも縁があって子猫が舞い込んできた。

 

みんなが「猫、好き!」「この猫飼うよ!」というもんだから「どのくらい猫が好きなんだろう?猫の飼い方実際よく分かんないから勉強させてもらおう」と思って側から見ていたはずなのに、昼夜問わずミルクをあげて育てるのも病院通いも・大きくなってご飯や遊びの相手をするのも全部私担当になっていた。

 

義理の母だけは猫がトイレをしている事に気がついたら掃除してくれるけど、猫が舞い込んできた時に「飼おう!」と声を大にして言っていた人は目の前で猫がトイレしていようが素通りで他の人に「猫がトイレしていたから掃除しといて」と平気で言うらしい。

 

他の人も、飼い猫が亡くなってしばらくの猫がいない期間にあれだけ「猫が欲しい飼いたい」と騒いでいたのにいざ猫が来てみれば自発的に遊んであげることもせずスマートフォンに夢中。

 

猫が遊びたがってニャーニャー騒いでいても、私に向かって「猫が呼んでるのは自分じゃ無い(だからあなたが遊んであげなさい)」と言い出したり「猫と遊ぶとしんどい(だからあなたが遊んであげなさい)」とか言う。

 

…こいつら、ぜんっぜん世話しねぇ!

 

猫好きで猫を飼うのには自信がある風だったはずなのにおかしいなと思ってよくよく話を聞いてみれば、どうやら基本は「猫を外で好きなように走らせて・家に入りたがったら入れてあげてご飯をあげる」という飼い方だったらしい。

 

そして帰ってこなくなったら「あー、旅に出ちゃったんだなー」という感じで、また次の猫が現れて飼って・子供作ったり旅に出たり…を繰り返していたらしい。そりゃトイレとかとる必要も遊ぶ必要もないし楽だわ。

 

私は一匹の猫とがっぷり向き合っての室内飼いしかしたことなかったので「猫を飼う」という考え方自体が違ったみたい。

 

義理の母はトイレ掃除してくれるけど、他の人は猫が鳴いていようが用を足していようが知らん顔で、自分が猫を触りたいときだけ猫撫で声で話しかけてヨシヨシ触って去っていく。騒いでた猫がせっかく落ち着いて寝てても、容赦なく触って起こし・再び騒ぎ出しても知らん顔。

 

最初は「なんなのこの人たち!?」「猫飼ったらダメな感じじゃね?」と思っていたけど「外で遊んで用を足し・満足して帰ってきた猫を触るのが猫を飼うということ」と思っているならば、私のように「同じ家の中で猫をお世話して、猫が騒げば遊んだりブラッシングをしたり。自分が忙しくても基本的に猫が優先」と考える人間とは分かり合えるはずもない。

 

むしろ、今までずーっと外飼いでやってきたのに私の室内飼いに合わせてもらっているだけ感謝すべきなのかもしれない。

 

 

でもさあ…マジでさあ。

「猫好き」でひとくくりにせずに、ランク分けとかしてほしい。相手がどのくらいの猫好きレベルなのかが「猫好き」だけじゃ分からない。猫好き同士なはずなのに話が合わない不幸がたびたびある。

 

例えばだけど

 

Sランク:猫が心底大好きで、引っ掻かれようが噛まれようがデレデレでいられるし猫の奴隷万歳!病院通いだと?まかせとけ!猫のこまめなお世話も任せて!どんな猫でもかかってこい☆タイプ

 

Aランク:猫大好き!さすがに奴隷まではいけないけど出来る限りのことはするよ!猫のトイレ掃除だって苦にならないよ!大きな排泄◯を収穫できたら嬉しくなっちゃう。自分が疲れていても猫の要求にできる限り答えるよタイプ。

 

Bランク:猫結構好き。飼うのもまぁ良いんじゃない?家で飼うんだったらお世話の手伝いくらいはするよ。たまにトイレ掃除したりとか時々撫でたりさ。正直言うとメインでお世話は無理だから家族の誰がメインで世話して欲しいかな。でも家に猫居たらそれなりに可愛がるよタイプ。

 

Cランク:猫好き。ネットで写真を見ると癒されるよね!猫カフェとかも好き♪自分で飼うのはお金かかるしお世話も自分でしたくはないかなあ。他人がお世話してるのを時々触るくらいがいいなぁタイプ。

 

…みたいに分けてさあ。

 

「私猫好き!」

「私も私もー!」

「猫可愛すぎるよね!私もうマジ猫の奴隷よー!昨日も猫が急に吐くから、ゲ◯を手でキャッチしてさぁ…」

「…マジで!?手で!?ありえないありえない!汚いでしょさすがに!」

「なんで!!可愛い猫(家族)のゲ◯だから汚くなんかないよ!?」

「(睨み合う2人)(始まる喧嘩)」

 

ほら!こんな不幸に向かう会話があったとしても事前にランクがわかれば

「私猫好き!」

「私も私もー!」

「えっ、あなたは何ランクなの?」

「私はCかな」

「えっ、あっ…そうなんだ。(私Sだけど黙っていよう)私もB寄りのCかなぁー」

「キャッキャ(続く会話・ひとときの楽しい時間)」

 

…どうですか!不幸を無事回避できましたよ!!!ちょっと内容に無理があったかもしれないけど。

 

でもほんと、こういうふうに「猫好き」の中でも細分化してくれれば私も今の家族に対して「猫に対する対応の仕方」で違和感を感じず済んだかもしれない。

 

「なんで大変なところ全部私にばかり押し付けて、自分たちはトイレ掃除とか撫でるとか楽ばかりするんだろう」「こんなにニャーニャー鳴いて遊びの催促をしているのになんでみんな知らん顔してるんだろう。なんで私ばかり猫と遊ばないといけないんだろう」ってどんどん不満が溜まっていきましたからね。

 

ちなみに私は上記のランクで言うならばB寄りのCだと思います。飼うのは良いと思うし猫がいればそれなりにお世話を手伝うけど、催促鳴きでしつこくニャーニャー言われたりするのはイライラしてしまうし、自分の生活をあまりに崩されると嫌。自分で言うのも変だけど「私って生き物飼うのに向いてないなー」と思う。

 

前に猫を自分で飼ってて心底感じたしその猫が亡くなった時にもう2度と私は生き物を飼わないぞと思った。だから今回の猫が舞い込んできた時も最後まで飼うの反対したし。

 

話ズレるけど私に子供ができないことは世間体を考えると恥ずかしい。だけどいざできてしまったら絶対怒ったりイライラしたり手を上げてしまう自分が想像できてしまうので授からなくてきっと正解なんだ。

 

子供ができたら良いなぁと言う気持ちも無くはないけど、私なんか選ぶよりもっと優しいお母さんのとこに行ったほうが幸せになれるよとも思う。わざわざドギツイ人間の所に来たらアカン。

 

ずらした話を戻すけど、他の家族もどう考えてもCランク以下だし義理のお母さんも「居たら世話する・しつこく鳴いたらちょっと話しかけてすぐ自分の部屋に戻る・遊ぶのはしんどい」って感じだからなあ。Cランクって猫飼うのあんまり向いて無くない?

 

…とまぁ今回も長々と書いてしまったけれど、私みたいな人間に世話されるのが確定している場所に舞い込んでしまった今の飼い猫。私が忙しくしている時に限ってやたらと遠くでニャーニャー催促鳴きしてくるのがついイラッとしてしまうけど私のことを信じてくれているのが嫌と言うほど分かるくらいひっついてきたり一緒に居ようとしたりしてくれるので、Sランクは無理だけど出来る限りのことはしてあげられるよう努力したいとおもいます。