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リア充になる方法を模索する人間(女)のブログ(雑談大量!)

義理の実家で同居する時に時間管理を工夫した話。

義理の実家での同居ってよく考えるとすごい事ですよね。

 

元々生活している義理の家族の行動パターンに、自分たちの行動パターンをうまくねじ込まないといけないんですよ。

 

ただでさえやること多い現代社会で同居ってだけで気を遣うというのに、さらに自分の行動パターンを変更するなんて普通にしんどい。

 

だけど、そういう肝心な事を主婦の生活雑誌は全く取り上げてくれない。

 

何時まで待っても「片づけ・断捨離」「〇〇〇〇万円貯めた貯金術」「時短ズボラ家事(全然ズボラじゃない)」とかなんかこうやたらと片付いた部屋でどいつもこいつもコーヒー淹れてくつろいでるような「都会の核家族の小綺麗な暮らし」を取り上げることばっかりに一生懸命。

 

全然「田舎の古い戸建てで同居」「義理の家族と平和に暮らす工夫」「義理の家族の物でいっぱいの家で自分の空間を作るには」「台所を使いたいけど義理の家族がずっと居る時の対処法」みたいな泥臭くて生々しいけど役に立つ情報は全く取り上げてくれない。

 

世の中、そんなにも自分の持ち家で小綺麗に暮らしてる核家族が多いんだろうか。

いや、きっと「結婚相手の築年数古めの実家に嫁いだけど自分の生活パターンを組み立てるだけで四苦八苦」みたいな人も多いはず。

 

というわけで、私なりに「同居した際に時間管理を工夫した話」を書いてみようと思う。

 

私がやった事を順序付けるとしたら

 

①自分の生活パターンと相手の生活パターンをよく把握する。

②自分が譲れるところは譲る。

③自分が譲れないところは徐々にねじ込んでいく。

④ある程度生活パターンが出来てきたら絶対に崩さずに貫く。

⑤とりあえず今のところは心地よい生活が完成☆

 

こんな感じの流れでした。

 

☆以下、詳細。

 

 

①自分の生活パターンと相手の生活パターンをよく把握する。

それまでの自分の生活が夫と2人暮らし結構ゆるゆるで2度寝3度寝アリパターンのダラダラ系だったのでさすがにそれを貫くのはマズい…と思いつつ同居後もやっちゃう2度寝。

 

義理の実家では台所にテーブルがあって調理したらそこでそのままご飯食べて洗い物して…という流れなので変なタイミングで起きてしまうと台所は使えないし寝ぐせボサボサ頭で台所から見えるトイレや洗面台を使うわけにもいかず…みたいなことになって「顔は洗えないしトイレにも行けないし朝ご飯どころか飲み物も用意できない」という悲惨な状態になることもしばしば。

 

何度か悲惨な目にあってストレスもマックス。

「なんで好きな時にトイレも洗面所も使えないし水すら飲めないんじゃー!!!!」

自分の家族なら容赦なく割り込めるけど義理の家族にはそれができない。

気を遣うし・思ったように動けないしで本当にイライラしたししんどかった。

 

このままじゃ喧嘩を売ってしまうと思ったので、相手の行動パターンを分析。

自分の行動パターンと照らし合わせて「相手の行動しない時間」に自分の用事をねじ込んでいくことにしました。

 

 

②自分が譲れるところは譲る。

自分の行動パターンをねじ込むとはいえ、すでにできている相手の行動パターンを変えてもらうのはちょっと無理があると感じたので、相手の行動パターンを尊重しつつ自分が譲れる部分は譲りました。

例えば、昼食を定番の時間に摂ろうとすると相手と台所の使用時間がかぶってしまうので私の場合は10時30分から11時の間くらいに昼食をとることに。

ちょっと早いけどこのように譲れるところは譲ることによって、こちらも安心して台所が使用できます。(ちなみに、食事は台所で摂らずに自室へ運んで摂ります。焦らずゆっくり食べたいので。)

 

 

③自分が譲れないところは徐々にねじ込んでいく。

私の場合、ペットを飼っているので掃除機は毎朝かけたいところ。

なので家族の三交代の時間を把握しながら、迷惑にならなそうな時間帯を狙って掃除機をかけます。そして「更にコレもこの時間にねじ込める」「あれも済ませられるかも」と色々やりたい事を足して、こなしていきます。

 

④ある程度生活パターンが出来てきたら絶対に崩さずに貫く。

アレコレ試行錯誤しながら「大体この時間でここからここまでできる」という生活パターンを作り上げます。

私の場合は「起床」→「ペットのご飯とお世話」→「洗濯機仕掛ける」→「掃除機か朝食(三交代具合によって変更)」→「洗濯干し」という流れになりました。

 

(本当は洗濯機、夜に回したいんですけど多分夜に洗濯干すと夜中に蜘蛛の巣張られたり虫が住み着いたりしそうなんですよね。室内は干せるとこ無いし。てなわけで朝回してます。)

 

んで肝心なのが「日によって行動を変えない」です。

日によって2度寝して遅起きしたり早起きしたり掃除したりしなかったりすると相手に行動パターンが伝わりません。

崩さず貫くことによって義理の家族に「あ、この時間は嫁がウロウロしだす時間だ」と思ってもらえるので行動がしやすくなります。(こればっかりは義理の家族のタイプによる部分だけど、我が家はそういうの察知して譲ってもらえるタイプなので大変ありがたい)

 

 

⑤とりあえず今のところは心地よい生活が完成☆

 

 

我が家はこんな感じで生活パターンをねじこんでいきました。

あくまで相手の行動パターンにかぶせないように、でも自分のやりたい事はやっていくスタイルです。

 

とはいえ私も人間なので調子の良い日・悪い日あります。

「今日はあまり頑張れないな」と思ったら掃除機かける範囲を狭めたり手を抜けるところは抜いてみたり。義理の家族にある程度行動パターンを把握してもらった現在なら、1日2日掃除機かけなくても何の影響もないです。(私がウロウロする時間は譲ってくれてます。)

 

 

今のところはこんな感じでなんとか回ってますが、何か生活の変化とかあったらまた色々試行錯誤して工夫すると思います。

 

最初は結構しんどいし、朝の50分くらいで一気に全部やるなんて2人暮らし時代は考えられなかったのですが今では「台所を心置きなく使える時間は今しかねえ!行くぜ!うおおおおおお!!!」と朝目覚めた瞬間から変な気合が自動的に入ってしまうのでそのままのテンションで毎日乗り切れています。

不思議な事に「次に台所を使う人が控えてる」と思ったら家事が時間ピッタリに終わるし、うまくいけば珈琲紅茶を淹れて一息つく時間が取れたりするんですよね。

 

そして人間強くなっていくもので、時折私がウロウロする時間を忘れた家族が台所でのんびりモーニングしてたりするんですけど「おはようございまーす!後ろから失礼しまぁす!ウフフフフフフッ♪」って謎の笑いで誤魔化しながらボサボサ頭でペットのご飯を台所へ取りに行くくらいは平気になってきました。

 

相手の行動を把握したり自分の行動を変えたり工夫したり…っていうのも確かに大切なんですけど、結局は「図太くなる」ことがいちばんの解決策なのかもしれないなあ…って思ったりしています。