ねぇ、リアルってどうやって充実させるの?

リア充になる方法を模索する人間(女)のブログ(雑談大量!)

ドラッグストア ザグザグ VS スーパードラッグ ひまわり

全国に店舗があるのかどうか分からないけれど、私が住んでいる地域には「ザグザグ」というドラッグストアと「ひまわり」というドラッグストアがある。

 

店舗によって差があるものの、どちらも薬品から日用品・お菓子やお酒、冷凍食品まで幅広く取り扱っている。

また、似たような時期にポイント10倍デーを開催したりする。

周りの人でも「私はザグザグ派」という人と「いやいや、私はひまわり派だし!」みたいな「なんとなくの派閥」みたいな話も聞くし「この2つのお店はライバル的な感じなのかなー」という感じで受け止めていた。

 

最近、「ひまわり」の方が「22時まで営業を始めました!」みたいな内容のテレビコマーシャルを放送していて「へぇー、21時くらいに閉店時間だったような気がするけど営業時間が延びたんだなぁ~。」と思いつつも「でもザグザグは最初から22時まで営業してるしわざわざテレビで言う程の事でも無いんじゃないの?ひまわりさん。」とか思っていた。

 

そんなある日、日用品を買いにとあるザグザグに出かけて買い物を済ませた。

車の中に戻りなんとなく一息ついていると、ザグザグが駐車場の全体的に所狭しと立てている「旗」が視界に入った。

青っぽい色合いで大きく「24時まで」と書いてある。

 

「…えっ、もしかして営業時間?」

 

不思議に思いながら営業時間が書いてあるお店の上の方に目をやると22時までと書いていたであろう箇所が24時までになっていた。

ジーっとよく見ると、明らかに最近修正したであろう修正跡が残っていて「…これはもしや、ひまわりに対抗したのか…?」と思ってしまった。

 

 

 

ザグザグ①:「ひまわりの野郎共が我々ザグザグの営業時間に追従してきやがった。」

 

ザグザグ②:「どうしますかザグザグ①親分!!」

 

ザグザグ③:「このままだとせっかくの 夜に来店するお客様 がひまわり共に吸われてしまいます!!」

 

ザグザグ①:「…しかたねえ、こっちも2時間営業時間延長だ!!向こうが22時までならこっちは24時まで踏ん張るぞ!!ひまわり共に負けるな!!」

 

ザグザグ②:「し、しかしそれをやってしまうと従業員達の体力・気力・精神力が持ちません…!2時間の業務時間延長に対する人体の影響は甚大かと思いますが…!」

 

ザグザグ①:「今は従業員よりもひまわり共を撃退する方が先だ!それともなんだ?ザグザグ②よ、お前は私の方針に指図をすると言うのか…?お前がコツコツと貯め続けてきたザグザグポイントを全て無効にしてやろうか!?」

 

ザグザグ②:「ヒイィッ!そんな!!それだけはご勘弁を…!」

 

ザグザグ③:「(ザグザグ②が 平日のポイント3倍 の時も、 通常の土日のポイント6倍 の時も、 大体月末に行われる土・日・月曜日のポイント10倍 の時も雨の日も雪の日も這いずり回るように買い物をして必死でコツコツ貯め続けてきたポイントをまるで人質の様に…なんと酷いことだ…。)」

 

ザグザグ①:「どうしたザグザグ③よ、お前も私に言いたい事があるのか?」

 

ザグザグ③:「……………御座いません。ザグザグ①様の仰せの通りに。」

 

ザグザグ①:「ならば今すぐに営業時間を24時までに改定し、店舗の壁に記載した営業時間を修正並びに駐車場へ営業時間を新たに記載した旗を立てよ!!」

 

ザグザグ②・③「承知致しました!今すぐに行って参ります!!(走り出す)」

 

 

 

…一方ひまわり側では。

 

ひまわり②:「ザグザグ達が営業時間を24時までに改定した模様です!」

 

ひまわり①:「我らに営業時間で並ばれる事を恐れたか…。」

 

ひまわり③:「ザグザグの従業員達は大丈夫なのでしょうか、我々はこの度の22時までの業務時間延長ですら話し合いに話し合いを重ねて慎重に執り行ったというのに…。」

 

ひまわり①:「おそらく長くは持たないだろう。しかしこれでは折角営業時間の相手側リードを無くして同条件で勝負して行こうというこちらの作戦が台無しだ。」

 

ひまわり②:「それではこちらも24時まで営業時間を延長しますか?」

 

ひまわり①:「おそらく、こちらが必死で営業時間を並べたところで無駄だ。相手側はすぐに営業時間を延長して行くだろう。」

 

ひまわり②:「もはやザグザグ達に対抗する手段が無いのか…。」

 

ひまわり①:「何を言う。 並べたところで無駄 と言っただけだ。」

 

ひまわり③:「…まさか。」

 

ひまわり①:「ザグザグ達が24時まで粘るというならこちらは26時まで営業だァ!!」

 

ひまわり②:「えええええええぇぇぇ!!!?」

 

ひまわり③:「やっぱりそうきたか。」

 

ひまわり②:「ひまわり①軍曹!1日は24時間ですよ!!?26時って何ですか!無いですよそんなの!!」

 

ひまわり①「何を甘っちょろい事を言っているんだひまわり②よ!24時間営業が常態化した昨今、時間に対する概念も様変わりしているんだ!日付が変わろうとも深夜1時は25時、深夜2時は26時…まだまだ1日の一部分である事に変わりは無いんだよ!!1日が24時で終わると思い込んでいるザグザグ共め、目に物を見せてくれるわ!アハハハハハ!!」

 

ひまわり②・③:「うわああああぁぁ!!(倒れる)」

 

 

…みたいなね。

こういうのを見てしまうと勝手な脳内妄想が私の頭の中で繰り広げられるわけです。

お店の関係者の方々に怒られちゃいそうな内容。

 

でも、こんな感じで2時間刻みとかで対抗しあって最終的に「24時間営業のドラッグストア」になっちゃって、そのうち24時間営業のドラッグストアが当たり前の世の中になっちゃって…他のお店もその流れに触発されてどんどん24時間営業化…最終的に世の中のほとんどのお店が24時間365日営業みたいな世の中になったらすごく怖いよなあ…と。全部AI化(?)して人間はちゃんと休養できるならまだ救いはあるかもだけど

 

自分でレジを打つ「セルフレジ」も目にする機会が増えてきたけど結局は店員さんががっつり監視担当として配置されててちょっとでもエラーが出ようものならこちらが何かアクションを起こすより早くに駆けつけてくれてトラブルを解消してくれるから本当にありがたいのだけど結局セルフのようなセルフじゃないレジだし店員さんもその場にジーっと立って監視して地味に大変そうだし。

 

…結局何の話かっていうと、最近「コスモス」とか「レディ薬局」とか他のドラッグストアの名前も良く耳にするようになってきたし、対抗しあい過ぎてドラッグストア業界まで24時間営業が当たり前…からの世の中のお店もどんどん便利に24時間営業が当たり前…みたいな世の中にならなきゃいいなぁって。

 

便利になるのは嬉しいし助かることも多くてありがたいけれど、こうなんていうかどんどん便利になっていくにつれて何かが削れていくような…うまく表現できないのだけれどそれでも私の脳内を書き起こしてみた。そんな今回のブログでした。