特にスーパーやドラッグストアで多いのだが、買うものを買い物カゴに入れてレジに向かいお会計した時に想像以上に合計金額が高くて内心冷や汗をかきながらお会計をする時がある。
ふらりとコンビニに行った時でさえ「コンビニは値段が高いから気をつけて、必要なものだけ買わないといけない」と何度も何度も思いながら買い物したはずなのに余裕で2,000円超えの合計金額になって「ヒェー!」と青ざめたりする。
財布のお金はスルスルと出ていくし電子マネーもチャージしてもチャージしてもいつの間にやら残高が数百円になっていたりする。
「私、そんなに何か買ったっけ!???」
せめて買ったものを把握しようと、レシートを見ながら買ったものをノートにまとめること数ヶ月。記録したノートを見返さないから行動は全く改善されない。かといってノートを読み返すのは面倒くさい。
袋分け管理をしてみたり、1週間の予算を決めてみたり色々やってみたけれど全部途中で予算が崩れていい加減な管理になって予算オーバー。
「自分がお金を使っているのだから、財布や電子マネーからお金が消えるのは当然」
当たり前のことなのだが、なぜこんなにも自分で自分が管理できないのだろうかと不思議にもなる。
とりあえず「合計金額を見てレジでびっくり仰天冷や汗タラリ」だけでもやめたい。
というわけで、色々考えてひらめいた。
「家で買い物リストを作る時に、合計金額をある程度把握しておくのはどうだろうか」と。
40年ほど生きていると「物の値段が全く想像もつかない」ことはない。
だから、買い物リストの商品名の隣にざっくりとキリの良い・若干多めの数字を書いておき、あらかじめ合計金額を出しておくのだ。
レジ前で予算がオーバーする分には焦ってしまうが、予算内に収まったり想像していたより安く済むなら嬉しい。
そしてある程度の予算がわかっていれば最初から心構えができる。
(ちなみに、これを思いつく前に「買い物カゴに商品を入れるたびに暗算する」というのも試したが、ただでさえも色々考えながら買い物しているというのにそこに暗算を加えたところで頭の中がぐちゃぐちゃになって逆に出費が増えたのでやめた。)
というわけで「買い物リストを作る段階で合計金額も出しちゃうぞ作戦」をやってみたのだが、合計金額を出した段階で想像より高額で焦った。
ざっくりとキリが良い数字で多めに見積もったという事を差し引いても高い。そりゃあこんなリスト見ながら買い物してさらにお店で目についたものもチョイチョイと買い物カゴに入れようものならレジで合計金額を見て青ざめるのも当たり前だ。
「必要なものしか記載してないはずなのに何でこんなに高いんだろうか。」
じっくりと何回も買い物リストを見る。
すると「これは必要だけど、今買ったところでしばらく使わないな」というものがあることに気がついた。
だから、もう一度リストを見ながら「買ってすぐに使いたいもの・無いと困るもの」に赤丸をつけていく。そして赤丸をつけたものの金額だけを足していき、合計金額を出してみると…何と予算よりかなり低い金額で済んだ。
翌日そのリストを持って買い物へ。
元々、多めの金額を見積もっていただけあってリストであらかじめ出した合計金額よりもさらに安く済んだのでレシートを見て思わずニンマリ。
あと、合計金額をある程度予測して買い物に行ったせいなのか何故か衝動買いする意欲も起こらなくて必要なものだけ冷静に買い物することができた。
「◯◯円以内で買い物する!」とか「予算内に収めないといけない!」みたいに「お店に行って考える」よりも「買い物に行く前の段階で必要なものと合計金額をある程度把握」して心構えをしておく方が私には合っているみたいだ。
しばらくはこの戦法で家計管理にトライしていきたい。