この度家庭菜園で収穫したノーザンルビー(写真右側の赤い方)とシャドウクイーン(写真左側の黒っぽい方)の2種類のジャガイモ。
せっかくだから早速何か調理してみようと思ってとりあえず1個ずつ洗ってみました。
ルビーというだけあってノーザンルビーのほうは綺麗な赤色。
シャドウというだけあってシャドウクイーンの方は影を感じさせるダークな紫色。
ブラついていたホームセンターで、時期はずれの半額にて販売されていた種芋を面白半分に菜園に植えて、テントウムシダマシが葉っぱをかじっていようが雑草がモサモサ生えてきていようが水やりだけしてほとんどほったらかしていたのにきちんと育って収穫までこぎつけたのでとても頑丈な品種だなあと思いました。
私みたいなジャガイモ栽培初心者でも育てやすいのかもしれない。
ノーザンルビーの方から皮をむいてみたのですが、皮はとても綺麗な赤だったのに内側は予想外に白くてちょっとガッカリしてしまいました。
私の育て方が雑すぎたのか元からこういう品種なのかまでは調べてないから分からないけど。
でも良く見るとこの内側は赤そうな予感…希望は捨てず、後ほどスライスしてみることにしました。
こちらはシャドウクイーン。
左側半分は皮をむいているのですが、皮も内側も大差ないくらいに濃い紫色!
説明文に「アントシアニンたっぷり!」みたいな事が書いてあったのですが、その説明の通り皮むき器が紫色に染まっていく…アントシアニンが半端無いです!
とりあえず全部スライサーで薄くスライスして水にさらしてみました。
比較用にメイクイーン(普通のジャガイモ)もスライス。
上から順にノーザンルビー・シャドウクイーン・メイクイーンです。
心配していたノーザンルビーも内側はそこそこの赤色でよい感じ…ていうよりもパッと見、霜降り肉に見える…めっちゃ油多いやつ。
シャドウクイーンはシャドウクイーンで、さらしてる水がどんどん紫色に染まっていく…スライスした断面も、なかなか食べ物っぽくない見た目です。
青は食欲がうせる色っていうけど、丸ごとダークな紫色もなかなか…。
…さて。
ここまでスライスしてみたけどここからどうしよう…ということでこの後の調理をどうしようかかなり悩む私…そしてふと閃く。
「これ、油で素揚げにしたら美味しいんじゃね?」
早速油でジャガイモたちを素揚げにして味見するも、めちゃめちゃパリパリしてるけど味がない…。
「よし、塩かけよう!」
そんなこんなで「これは絶品料理ができるぞー!」と試行錯誤して料理が完成。
そして冷静になってふと気づいたのですが…
…これって、ポテトチップスじゃね?
自分の作っている料理がポテトチップスだと微塵も気づかずに作りきった自分に1人でウケたし、私疲れてるのかなあ。
ちなみに赤も紫も普通も味の違いは良く分からなかったけど、どれもパリパリサクサクでとても美味しかったので満足です。