マスクが超貴重品となりつつある今日この頃。
ずっと使われないまま忘れ去られたマスクが鞄の奥底から外袋クッシャクシャの状態で出土しました…。
外袋は悲惨な状態で開封はされていますが、新品未使用で中身は無事。
せっかくなので、お店で買い物をする時に装着してみました。
「わーい、これで皆と同じようにマスク姿になれるからお店で浮かないし、飛沫を放出する人が居ても少しは防げるはずだぞー!!」
なんて、のんきに構えていられたのは最初だけ。
お店に到着して駐車場でマスクを装備したのですが、5分もたたないうちに
「…な、なんかちょっと息苦しいな。」
と思うようになりました。
マスク自体は顔の大きさとフィットしており、サイズがキツイとかそういう不備があるわけじゃないのです。しかし普通に呼吸をするのと比べて、マスクという「布を隔てて行う呼吸」は息がしづらい!!
日頃からマスクをする習慣や職種であれば慣れることができるのかもしれませんが、マスクをまともに装備したのなんて学生時代の給食当番以来初めてといっても過言じゃないくらいマスクを装着することのない人生を送ってきた私は自分でもびっくりするくらいマスクに慣れてない。
「…苦しいし、なんかうっとおしいからマスク外そうかな?」
もう頭の中は「マスク装備の解除を速攻でしたい」でいっぱい。
でも、せっかくのマスクだしもったいないしとりあえず買い物の間だけでも我慢しよう…と思ってなんとか粘りに粘ってマスクを装着したまま買い物を続けたのですが…
「く さ い !!!!!!!」
なんなんでしょう。口臭でしょうか。
口内環境にはとっても気を配っているのですが、それでもだめなのでしょうか。
一応女のはしくれであるこの私…「私、まさか普段からこんな臭気を放ってたの!?」「さすがに、この匂いは女としてヤバイ!」と1人でショックを受け、心がズタボロ傷付きつつ店内・周囲の様子を伺いましたが、皆様涼しい顔してマスク装着したまま颯爽と買い物をしておられて…私だけなのでしょうか。この臭みを味わっているのは。
私だけなのでしょうか。「息苦しさ+くさみの二重苦を味わっているのは。」
…おそらくですが、マスクを装着したまま会話したり呼吸をしたりしていたら「飛んだ飛沫」がマスクの内側に付着しそのまま乾燥・臭気を放つという流れなのかなあと。
だから、どんなに口内環境に気を遣っていても、皆同じように臭みを味わっていると。
だから私の口内環境のせいじゃないんだ、皆同じなんだと。
私の口がくさいんじゃないと…誰か!誰かそう言ってくれえええええぇぇぇ!!!!
なんで皆平気な顔してマスクしてるのなんで平気なの口臭くないの息しんどくないのマスクの中くさくないの私だけ臭いの苦しいのどうしてなの皆無臭なのどうなってるの教えてよおおおおおおおー!!!!!
…もはや買い物に全く集中できなかったので、必要な物だけ素早く買ってお店を後にしました。お店を出た瞬間マスク外したんですけど、新鮮な空気をありったけ吸い込むのがこんなに気持ちよいと思ったのは初めてかもしれません。
今後、まだまだマスクを装着する場面があるかもしれない。
息苦しさは慣れるしかないとしても、くさみだけはどうにもならない…。
そもそも、最初から「マスクの布自体のうっすらとしたまろやかな匂い」もしんどかったですし。いやほとんど無味無臭みたいな布なんですけど、素材がものすごくうっすらと香ってくるんですよ何て言えばいいんだろう…分かってくれる人いたらいいなあ。
とりあえず今後の事も考えて、無印あたりでお気に入りのアロマオイルを購入して小さなスプレーボトルに入れておこうかな。
マスクするときにちょっとスプレーすれば、いくらか臭気がへるんじゃないかな?
そんなことを考えながらも、自分のくさみへのショックが大きすぎてブログを書いている今も凹み続けている私なのでした。