ねぇ、リアルってどうやって充実させるの?

リア充になる方法を模索する人間(女)のブログ(雑談大量!)

最近の お金持ちになるために系の本 について思ったこと。

先日本屋さんに立ち寄って「お金持ちになるために系」の本を買った。

 

パラパラと立ち読みしてなんとなく面白そうだから買ってみた。

 

私は今までお金に無頓着だったりやたらとケチケチ切り詰めたり本やネットの影響で一瞬上手にお金が使えるようになっては元に戻ってみたり。

 

気分やその時のマネー事情によってデタラメなお金の使い方をしながら生きてきた。

 

残金がなぜかいつもギリギリで内心いつも「お金がなくなったらどうしよう!」とハラハラしているくせに「お金が全てじゃないから!」などとのたまいながらコンビニやカフェに足繁く通ったりしていた。

 

ちょこちょことコンビニやカフェ・買い物に出かけるのが一番マズイと頭ではわかっているのにどうしても出かけたくなって外出し、その時は「消費だ!」と思ってお金を使うものの家に帰って冷静になると「これは…浪費だ…!」と愕然とする事も未だに多い。

 

自分なりに家計に向き合った結果、今は貯金は少しだけ貯まってきた。不思議なことにいつも同じくらいの金額をキープしている。しかし決してそこから増えはしない。

 

毎月お給料が入っているはずなのに…いったいどういう事なのだろうかと5月分の貯金総額を集計しながら首をひねる。

過去、月々の貯金総額と照らし合わせるとずーーーっとほぼ横ばいの数字。

私たちは「この値段がお似合いの夫婦なのだろうか」と思ったりもする。

 

私たち夫婦はこのお値段?…それは嫌だ!

 

私は「まだまだ勉強が必要だな」と思って度々ネットや本の力を借りる。

今回本屋さんに立ち寄ったのもその一環で、手に取った本に勝手に期待を寄せる。

 

家に帰って本を開いて早速読み始める。

「この著者はいったいどういう風に考えたり行動したりしてきたんだろう?」

 

読み進めてみるものの全然「おおっ!」と思うような事がなかった…私にとっては。

むしろ「またこの手の本かよ…」とガッカリしてしまった。

 

「いやいや、今現在お金でヒーヒー言ってる分際で何を偉そうに著者に不満を抱いてるのか?」「著者のように稼げてもいないくせに」と我ながら思いつつも、どうしても残念な気持ちが拭えないのでここで発散させてほしい。

 

私は「著者がどうやって気づいて考えて動いて変わっていったのか」のような内容を知りたかった。

自分のような「普通の人目線」から変わって行く様子を知りたかった。

 

しかしそういう記述は少なめで、ほぼ「お金持ちの◯◯さんはこういう風に考えています!」「海外の有名な◯◯氏はこういう風に行動しています!」と著名な他人の紹介ばかりなのだ。

 

最近こういう「いろんな著名人の行動・考え方の一端をまとめた本」が本当に多い。

 

そういう人に興味があれば、何冊も出ているそういう人の自伝をちゃんと買って何度も読み込むから別にあなたが紹介しなくても良いんだよ…。

 

私は「あなたがどうしたのか」を知りたくて「あなたに興味があって」本を買ったんだよ…あなたの話を聞かせてよ…頼むから。

 

巻末にずらりと並ぶ「参照した本のリスト」を見ながら最近の「まとめブーム」にため息が出る。

 

他人が書き上げた文章、他人が撮った動画、他人が書いたイラスト…まとめればそれなりのボリュームにもなるし知らなかった物もまとめて知る事ができる。

 

確かに、見ていると楽しくていくらでも見ていられるけど。

 

言葉にできないけど何かが足りないような気がいつもしているし何かが寂しい。なんだろうこの気持ち。

 

そしてまとめることによって全部同じ様に見えてしまうのは私だけなのだろうか。

 

一つ一つが楽しい動画だって、まとめて垂れ流せばだんだん飽きてきてつまらなくなってくるのも私だけなのだろうか。

 

そういう理由でテレビの「衝撃映像◯◯連発!」みたいなY◯uTube総集編みたいなやつを一切見なくなったのも私だけなのだろうか。

 

本の話に戻すと、確かに「本当に稼いでいる有名な人」の行動や考え方を端折って簡潔に書いてくれているのは分かりやすくてすごく良いし「へー、こんな人いるんだー」と思うし実際学びもある。

 

だけど「投資家の◯◯さんはー…」「Z◯Z◯の◯◯さんはー」と延々と紹介が続くと「あー…またこういうまとめ系の本かー」とジワジワ興味が無くなり「買ってしまったから勿体ないし一応最後まで読んでおくか」という貧乏根性読書になってしまう。

 

…って我ながらどこから目線で語ってるの?と思いつつも、最近の「情報源のまとめブーム」にちょっとウンザリしている気持ちを吐き出してしまいました。

 

さあ、私も人の事言ってないで勉強しよっと!