私はちょこちょこと漫画を読む。
漫画のキャラクターに感情移入して、泣くこともあれば笑うこともあり・怒ることだってある。
そんな私なのだが、どうにも「長く続く漫画」が集め続けられない。
かつてはワンピ○スや銀○、名探○コナンなどいろんな漫画を買い揃えていた。
しかし、今はどれも本棚に無い。
物語が完結もしていないのに、全て古本市場で売却してしまった。
物語がどうなっていくのか気にならないのか?と言われればめちゃめちゃ気になる。
その漫画が嫌いになったのか?と言われれば全くそんなことは無く今でも好きなキャラは好きだし、書店のポップなどでお気に入りのキャラクターを見かけたら「おおっ!」てなる。
私が売り飛ばした巻から先の巻を借りて読む機会があればのめり込んで読むし、読み終わった後は頭の中で何度も物語をリフレインして楽しんだりもする。
漫画自体は好き。
だけど、手元に全巻集めると急に飽きてしまう。
「あーハイハイ、どうせまた主人公が活躍して解決するんでしょ?」
↓
「ほーら、やっぱり解決した。」
みたいな。
漫画の発売日になると
「あー、また次の巻がでてるわー。どうせまた主人公が活躍して終わるの分かってるからそんなに欲しくてたまらんとか思わないけど…うーん一応買っとくか」
↓
「開封されないまま棚に積まれた新刊」
みたいな。
積まれた新刊が増えすぎると「ヤバイ」と思って一気読みするんだけど、その時にはもう「楽しむ」よりも「読みきらなきゃ」という心境になっちゃってて、ストーリーにのめり込むこともさほど無く読み進めて全巻読み終わる頃にはちょっと疲れてイライラしてきたりする。
学生時代は待ち遠しくてたまらなかった漫画の発売日がいつの頃からか負担になっていて、楽しんで買うというよりも発売されているから仕方なく買う心境になっている。
漫画に対しての愛が足りない!と言われれば確かにそうだなぁと思うけど、最初からこんなのじゃなかった。最初の頃はもう登場人物になりきる勢いで漫画読んでたもの。
それが今では巻数を重ねるごとに「また同じパターンだろ?」と思ってしまって興味が無くなり、ある日突然目覚めたようになって「よし!売ろう!」ってなってしまう。
売る時には若干惜しい気がしてくるものの、いざ売ってしまうとスッキリして新刊が出ていても全く興味が無くなる。
なんだろう、こういうのを「熱が冷める」というのだろうか。
コ○ン映画とかも「時計仕掛けの摩天楼」なんて大興奮で映画館行って楽しんで観てたはずなのに、今では家で地上波放送見ながら「あーもう!またヒロインが余計なことして…邪魔くせえ!家でおとなしくしとけや!」なんて苛立ってたりもするし、下手すると地上波放送されるのが分かっていても観なかったりする。
これが大人になるということなのか。
それとも私が漫画愛を持っていないだけなのか。
家事とかやってて忙しいから余裕が無いだけなのか。
「漫画とか紙媒体を買う人が少なくなっているからどんどん買わないと本屋さんがなくなっちゃう!」というのも聞いたことあるし、本屋さんがなくなったり漫画家さんの生活が立ち行かなくなるなんて事はあって欲しく無い。
だから「気になった本はなるべく本屋で買う」し「漫画アプリで広告視聴したら漫画家さんに微量でもお金が入るやつがあれば制限いっぱいまで視聴する」
だけど、漫画を集めていても30巻を超えたあたりからなぜか飽きてしまう。
惰性で買い続けてもその惰性も尽きて50巻前後で売り飛ばしてしまう。
今は七つ○大罪がその状況。
あと一冊で終わるらしいけど、キャラクターたちがやたらと頻繁にイチャつきだしたあたりから冷めてしまっている。
必殺技も強いのが出てきすぎるしキャラも多いし覚えきれない。「誰だっけこのキャラ?」ってなってしまう。
エスカノ○ルの行動が泣けたりマ○リンさんが美人だからギリギリ集められたけど彼がいなかったら早々に古本屋に売り飛ばしてたと思う。
このストーリーが終わっても、次は主人公とヒロインの子供が活躍する話で新章突入らしいけど多分もう私は手を出さない。
そう思うと私は「どうせ強い主人公が活躍しまくる」よりも「周りのキャラが頑張っている」のが好きなのかもしれない。
確かに、コナ○とラ○よりもハイバ○とアム○派だしメリ○ダスとエリ○ベスよりもエスカノー○とマーリ○派。(バ○好きだったのにエレイ○エレイ○やかましすぎるから苦手になってしまった。)
「どうせ王道の主人公」よりも「王道じゃないけど凄いキャラ」が好きなのかも…
…いや、まてよ。
銀○はずっと銀さん派だったなぁ。
銀さんはシリアス編の時はカッコいいのに普段はもう適当すぎて面白かったなあ…ああぁー!なんか銀○読みたくなってきたーーーー!
「銀○だけは売って後悔」した私なのでした。