ねぇ、リアルってどうやって充実させるの?

リア充になる方法を模索する30代女のブログ(雑談大量!)

簡単に済ませようとして、逆にめんどくさいことになった。

唐突だが、カスタードクリームを作ろうと思った。

 

手間暇かけたくなかったのでインターネットを駆使して、材料を耐熱ボウルに入れてレンジで温めるだけでカスタードクリームが作れるレシピを探し出した。

 

このレシピなら洗い物も少ないし、手軽にカスタードクリームを作り上げることができる。

材料だってたまごに砂糖に牛乳と、今冷蔵庫の中にあるものだけですぐ調理に取り掛かることができる。

 

よしやろう。今すぐやろう。

 

私はスマートフォンに表示されたカスタードクリームのレシピを見ながら冷蔵庫の中から材料を取り出して計量後、小さめのお椀にすべてを投入した。

 

そして泡だて器…は持っていないのでハンドブレンダーの低速モードで混ぜることにした。

ハンドブレンダーに泡だて器のアタッチメントを取り付けて電源を入れ、低速で材料を攪拌…しようとしたらあたり一面に材料が飛び散った。

洗い物を極力減らそうと用意した小さめのお椀では高さが足りず、ハンドブレンダーが攪拌した勢いで飛び散る材料たちを受け止めることが出来なかったようだ。

 

めんどくささとちょっとした苛立ちが一瞬頭をよぎったものの「自分が小さい容器を用意したのが悪いよね」と冷静になった。

材料が飛び散った瞬間ハンドブレンダーの電源をオフにしたので被害は一瞬だけ・最小限で済んだのがせめてもの救い。

材料が飛び散った服を濡れ布巾で奇麗にぬぐい、台所も軽く掃除をした。

材料はほぼ全部残っているので、すべて大きめのステンレスボウルに移し、空になった小さなお椀は何となく流し台に置いて、汚れた手を洗った。

 

気を取り直してステンレスボウルの中の材料をハンドブレンダーで攪拌する。

さすがは文明の利器。手動で混ぜるよりも断然早いスピードで材料が混ざっていく。

 

ハンドブレンダーのおかげで奇麗に混ざった材料を耐熱容器に入れて電子レンジで温めたい…が、考えなしに流し台に置いた小さいお椀の上でうっかり手を洗ってしまったため小さいお椀の中は卵や牛乳が薄まったミルク色の水がなみなみと入っていた。

これでは小さいお椀を洗わないといけないではないか、めんどくさい。

 

私は食器棚に向かい、大きめの角形耐熱容器を取り出した。

そしてステンレスボウルの中身を角形耐熱容器に移し替えて、そのまま電子レンジに入れてレシピ通り温めを開始した。

 

レシピに記載されている時間温めて、いったん取り出して全体を混ぜる。

そしてそれをあと2回繰り返す。

 

規程の時間温めては取り出して混ぜ、そしてまた温めては取り出して混ぜ…。

レシピ通りやったはずなのに、出来上がったカスタードクリームは大きいダマのようなものが無数にある仕上がりになった。

 

混ぜ方がたりなかったのだろうか、使った角形の容器が大きすぎて熱の伝わり方がよすぎたのだろうか。悪かった点に心当たりがありすぎてどれが原因なのか分からない。

 

とりあえず試しに少し食べてみるが、ダマになっている部分が美味しくなくてテンションが下がる…どうしようかコレ。

 

ふと、出しっぱなしのハンドブレンダーが目についた。

ハンドブレンダーのアタッチメントを泡だて器からミキサーみたいな形のやつに取り換えて、ハンドブレンダー用の背の高い計量カップのような容器を取り出してきた。

 

ダマだらけのカスタードクリームをボトボトと計量カップのような容器に投入した。

そしてハンドブレンダーを使ってカスタードクリームを攪拌。

 

カスタードクリームめ…かぼちゃのポタージュなどもダマなく滑らかに作ることが出来るこのハンドブレンダーの威力を思い知るがいい。

 

ほんの少しの間攪拌するだけで、あれだけダマだらけだったカスタードクリームはあっという間に滑らかな液体になった。

 

 

…っておい!!

 

確かに滑らかになったけど。ちゃんと滑らかになったけど…液体になったらダメだろ!!!!

 

 

 

ダマだらけだったものの一応カスタードクリームの形状にはなっていたはずのものが、ハンドブレンダーにかけることによりあっという間に飲むヨーグルトみたいな状態になってしまった。

 

なんで…なんでこんなめんどくさいことになるの…?

材料をレンジでチンするだけでチャチャッと作れるレシピじゃなかったの…?

 

…でも、ここまで来たら後戻りはできない!!材料もったいないし!!

牛さんと鳥さんとサトウキビの恵みを無駄にするわけにはいかない!!

 

私は覚悟を決めて手動で加熱することにした。

 

小鍋とシリコンのへらを取り出して、計量カップのような容器の中で波打つ「液体化したカスタードクリーム」を小鍋の中に流し込んだ。

 

そして小鍋をガスコンロの上に置いて弱火でじわじわ加熱!!!

その間、休むことなくシリコンのへらで混ぜ続ける。

 

しばらく混ぜていると「これぞカスタードクリーム!!」と思える硬さになったので火を止めて小さめの角形耐熱容器に流し込んだ。

 

そして試しに一口食べてみる。ホカホカと暖かいが滑らかで優しく甘い。そう!!そうだよこれがカスタードクリームなんだよ!!やっとできたよ!!うおおおおおおおお!!!!!

 

テンションが上がった私はさらにカスタードクリームを食べ進めたかったが、用途があるので泣く泣く耐熱角形容器に蓋をして粗熱を取るべくそっとテーブルの上に置いた。

 

そして冷静に流し台を見ると、積み重なった洗い物の山。

カスタードクリーム一つ作るためだけに発生する洗い物の量ではない。

これだけの時間をかけて・これだけの洗い物を発生させて、やっとカスタードクリームを作るなら、コンビニでカスタードを使ったシュークリームを買ってきた方がはるかに速いし美味しいしコストも安いんじゃないだろうか…。

 

 

 

…オーマイ…ゴッ…!

 

 

 

 

今まで生きてきて「オーマイゴッド」とつぶやいてしまったのはこれが初めてだ。

生粋の日本人であり、英語の成績は常に最悪だし洋画とかも吹き替えじゃなかったら意識が遠のいていくようなこの私が、思わずその言葉をつぶやいてしまう程ヤバイ状態。

 

 

 

おお神よ、なぜあなたはこんなに私を要領の悪い人間にしてしまったのだ?

簡単に、レンジでチョチョイとカスタードクリームが作れるはずだったのだ。

ここの台所はお湯が出ないから冬はツライ。洗い物を極力減らしたかっただけなのだ。

 

なのに…それなのに、逆に大量の洗い物が発生するなんて神様は意地悪というより結構なドSなんじゃないか?

私が「ああん!冷たい水で洗い物…はうっ快感…!!」みたいに喜べる人間ならご褒美この上ないシチュエーションなのですがあいにく私はこんな人間なので…ってオイよく見たら小鍋のそこでカスタードクリームがちょっと焦げ付いてて洗い物に余計に時間かかりそうじゃん!!うわああああ、めんどくささ倍増!!!

 

 

本当、こんなことなら最初から小鍋で丁寧に加熱するレシピにしとけば「鍋とシリコンヘラと計量スプーン」くらいの洗い物で済んだし、もっと早く楽にカスタードクリーム作れたんじゃないかなあ。

 

簡単さや楽さだけを重視しないで、ちゃんと自分の力量に合わせて物事を選んでいかなきゃいけないなあと反省しました。気を付けよう…。