そうめんうり。
名前は聞いたことがあったのですが「どこかの職人が瓜をそうめんのようにめちゃめちゃ細切りにして提供している料理。」だと思っていました。
先日出かけた徳島県の吉野川サービスエリア出入り口で野菜を売っているコーナーがあって「そうめんうり」と名前を掲げて売られている謎の丸い野菜があったので購入。
琉球という謎のでっかいアロエ的な何かもあったので買いたかったのですが葉っぱ系で家に帰るまでにしおれそうなので断念。
翌日、そうめんうりのレシピを調べると「茹でろ」とのこと。
「めちゃめちゃ千切り…しなくていいんだ?」と思いながら、丸いそうめんうりをブッた切って煮えたぎったお湯に放り込んで茹でる。
しばらく茹でて、熱々のそうめんうりをざるにあげてしばらく放置。
荒熱が冷めた頃に果肉(?)部分を触ると、ホロホロとほどけていきました。
すげえ!さけるチーズみたいに筋状にほぐれる!!楽しい!!
上から順に「ほぐれる前」「ちょっとほぐした」「めちゃめちゃほぐした」です。
果肉の部分がそうめんみたいにほぐれるんですね。知らなかった。
食べてみるとちょっと茹ですぎたのかべちゃべちゃしている部分はあったけど、なんだかショリショリした歯ざわりでした。酢の物にしてみたらちゃんとおいしかったです。
千切りをしなくてもゆでるだけでそうめんになる瓜…しかも手間隙かけた感も出せる。
「これ、一生懸命私が千切りしたんよー!」って言ったら割と信じてもらえそうだし、これは私のようなズボラな人間にはもってこいの野菜ではないか。
また見かけたら買ってみたい、そして今度はそうめん状態にせずにそのまま食べてみたいと思いました。