タイトルの通り、アラフォーにして「昔を語る」習慣がついてしまった。
誰かと何かを会話していても「私が〇〇会社に行っていたころは□□だったよ」
ちょっとしたきっかけがあれば「△△さんが××って言ってた」
「私が〇〇をしていたころは…」
「あの△△だったときは…」
「あの人があの時私に〇〇なことをしてきて…」
「親が××したせいで」
…どれも５年や１０年以上前の、古びた勤め先や人脈や話題ばかり。
ちなみに今の私にはすでに一切関係ない。辞めた勤め先や途絶えた人脈。
他の人からすれば無価値な話題ばかりである。
口に出してしまった後は「やべぇ、またやっちまった…」と内心恥ずかしさで顔を真っ赤にしつつも表情には出さない努力。
そして相手に対して「何の役にも立たない昔話をしてしまってごめんね」と激しく申し訳なさを感じつつ、相手の話をひたすら聞く方向に努力。
ほんとうに…なんっでそんな「昔の私」の話が口から出てくるのかね。
しかも何回も同じような話してしまったりするし。
自分が誰かに同じことをやられたら「こいついつも同じ話をドヤ顔でしてきてうっとおしい…何年前の話だよ！」ってめんどくさい気持ちになるはずなのに。
お酒の席で「昔の自分」を何回も何回もしつこく語る人や「過去のイケてる自分」の写真を見せてきて「どう？これ昔の俺！かっこいいでしょ！！」って言ってくる人に対してひたすら「そう言われましても…」と困っていたはずなのに。
全く同じような事を、今の私もやっている。
いやマジで、私の昔の話なんかどれだけ・何時間したところで、現在に何一つ役に立たないの分かってるのに。
いけないとわかっているのにやってしまう…なぜなんだ。
もしかしたら今自分に「何か語れるような事」が何もない。
だからこそ、語れる内容が昔の事しか出てこないのかもしれない。
今の私は子供がいて子育てして…ってわけでも無い。
仕事をこなして役に立って…ってわけでも無い。
何か世の中に対して貢献…なんてなんにもやって無い。
一生懸命働いて・目の前の事を必死でやって、苦手な人付き合いも頑張って…そうやって「自分史上最高に努力」していたと思える２０代が、私にとっては「人に話せる唯一の話題であり武勇伝」なのかもしれない。
もしも私に子供がいたら？
仕事を忙しくこなしていたら？
世の中に対してごく微量でも貢献していたら？
…きっとドヤ顔で過去の話をしたりしている暇は無いと思う。
今、目の前の事を一生懸命こなしたり・考えたりすることで精いっぱいになると思う。
つまり、きっと今の私は「暇」なんだ。
そして今現在「一生懸命」取り組んでいることが何もないんだ。
今の環境のぬるま湯にチャプチャプ肩までつかりながら・今現在の情報に脳みそをアップデートすることも無いままフワフワと浮いている。
時折気分が乗った時に何かを頑張ってみるものの、持続力がないから続かず失速からの挫折・放置。
そしてきっとこのまま４５歳を迎え・５０歳になって…おばあちゃんになって…スマホゲーム以外なんにもしてこなかった自分を嘆きながらシ…。
…うわーーーーーーーーー！それはダメだろーーーーーーーーぉぉぉ！！！！
自分で書いてて悲しくなってきちゃったよ！！ちょっと涙でてきちゃったし！！
さみしいよなんなんだよ自分！！
まだ体が動いて・時間があるんだから、小さなことでもいいから何か挑戦してみろよ！
２０代で武勇伝はオシマイ…って、まだ何かやれるよ！
こんな内容をブログで書いてるってことはきっと「何かやりたい」んだよ！
何となく生きて・何となくおわる人生を、きっとのぞんでないんだよ！！
もうちょっとアクティブに生きろよ自分ー！！隠居生活するには早過ぎるよ！！
いつまで「過去」に振り回されてんの！
どこまで「嫌だった事」ばかり抱えて生きてくの！？
一生「嫌だった人」を恨み続けながら生きていくの？？？
そんなのもういいから、美味いコーヒーでも飲もう！
コロナで旅行は無理だけど、家の周りを散歩して景色を楽しもう！
今、現在をちゃんと楽しく精一杯生きようぜ自分！！！！！！！！！
…後半、なんか自分へのエールみたいになってきた。なにこれ、励まされたかったのかな自分？？？
とにかく今日から「過去の自分自慢をするくらいなら現在の話をしたり相手の話を一生懸命聞くように、自分を仕様変更」していくことに全力を出したいと思います。
