ねぇ、リアルってどうやって充実させるの?

リア充になる方法を模索する人間(女)のブログ(雑談大量!)

アオハタの瓶入りジャムについに手を染めてしまった話。

瓶に入ったジャム。

 

ジャムをたっぷり塗り付けたスコーン大好き人間の私は、スーパーに行った際にはいつもジャムコーナーを見に行ってしまう。ジャムを無意識に欲しているのかもしれない。

 

だけど、いつだって買い物かごに入れるのは紙容器にパックされて激安価格で売られているジャム。瓶入りのジャムは見て楽しむだけにしている。

 

瓶入りのジャムはトロッとしてジューシーで、めちゃめちゃ美味しい事は分かっている。

しかし、瓶入りのジャムは私にとって「面倒くさいもの」なのだ。

 

 

なにが面倒くさいかっていうと、まず「食べ終わった後に洗うのが面倒くさい」

紙のパックに入ったジャムなら食べ終わったらそのまま捨てることができるけれど、瓶はそうはいかない。洗わなければならない。

 

とはいえ、ジャムは「油もの」では無い為、水ですすげばすぐにキレイになる。

しかしその「水ですすぐひと手間」が面倒くさい。

 

 

次に「瓶に張り付いたラベルを剥がすのがめんどうくさい」

資源回収に出すためには、瓶をキレイにしなくてはいけないらしい。

だから私はラベルを剥がす…のだが、このラベルがなかなか曲者多し。

 

乾いた状態でキレイにはがれるタイプ・濡らしてふやかしたらキレイにはがれるタイプ・何をどう頑張ってもキレイにはがれることは無く糊がのこりまくるタイプと様々なタイプのラベルが居て、親切なメーカーは「こうやったらキレイにはがれますよ」と記載してくれているけれど大半のメーカーはそんなことまで記載していない。

 

とにかく「乾燥状態→濡れた状態→力づくで剥がす」という手順で、とにかくやってみないと分からないのだ。

ちなみにうまく剥がれない奴は最終的に水でラベルをふやかした後でスチールたわしでゴリゴリ削ると大体なんとかなる。めっちゃ面倒くさいけど。

 

そして最後に「瓶自体を捨てるのが面倒くさい」

地域の資源ごみ回収日まで家のどこか一角にずっと貯めておかないといけないし、うっかり回収日を忘れようものならさらにその先の回収日まで家の一角に瓶が居座ることになる。

 

今ではかなり減ってしまったがスーパーの店頭で「瓶・缶回収」をやってくれているところもあるので買い物ついでに回収へ出しに行くこともあるが基本的に「瓶」まで回収しているスーパーは大手のスーパーばかりになってしまい、しかも我が家からはどのお店もすこぶる遠い。

 

ちょっと前までは近所の小さいスーパーも瓶の回収やってくれていたのに…どこかのだれかが処分にこまったのか「ガラスのバカでかいジョッキ」とか「ガラスの皿」とか突っ込まれているのを度々目撃していて「えー、これここに捨てたらダメじゃない???」とか思っている矢先にスーパー自体が瓶の回収をやめてしまった。

「ちょっとくらいいいでしょ」ってこういうの捨てていく人が居るから、せっかくみんながきちんと利用していてもサービスが停止になっていく。

 

ちょっと前にも「地域の小さな和菓子屋さん」っぽいおじさんが社用車でスーパーにきて回収ボックスを利用していたんだけど(私の前に居たから嫌でも目についた)、白い食品トレー入れるところに「透明の食品容器」とか「どん兵衛の容器」とか突っ込んでいっていて…「いやいやダメだろ!!しかもお前もお店を運営してるならそういうことされる側の気持ちとか分かるやろ!!?」って心底ビックリして。

 

その時はビックリ&色々考えすぎて何もできなかったけど次に見たらお店の人に報告くらいはしたいなと。

そしてそういうことする人間が作るお菓子は買いたくないななんて思ったり。

やっぱり、悪い事すると誰かが見てるのよ…ってやっぱり今回も話が脱線していったので元に戻します。

 

というわけで。

「洗浄が面倒」「ラベル剥がしが面倒」「瓶捨てるまでが面倒」の三重苦を避けたくて手を出すことが無かった瓶入りジャム…。

家に「捨てなきゃいけない瓶が貯まってしまったから、いまさら一個増えたところで大したことは無い」状況に置かれてしまいましたのでついに手を出してしまいました。

 

手に取ったのは「アオハタのブルーベリージャム」。

ああ…ついに買ってしまった。しかも奇跡的にスコーンもある。

コレは「私史上最高至福のティータイム」が始まる予感。

 

そしてスコーンを焼く。

紅茶を淹れる。

焼けたスコーンにジャムを塗る。

「美味しい!!!!!!!」

 

ブルーベリーが爽やかに甘くてジューシーでほど良くトロっとしてて…ふおーーー至福!!

 

んで、気が付いたらジャムそのまま食べてましたよね。

 

 

そんなこんなでだいぶん減ったジャム。

もうあと一回「ティータイム」やったらなくなる…ていうか我慢せずに全部食べようとおもえば余裕でぺろりといける残量なのですがさすがに糖分とりすぎかなあとグッと我慢。残ったジャムは手持ちのガラスタッパーに移しました。

 

そして残った瓶…うおお、これから「私史上そこそこめんどくさダルいタイム」が始まるよはああー…だから瓶入りは嫌なんだよ。このラベルがどうやったら剥がれるタイプなのかもこれから調査しないといけないし…はあダルイ。中身は最高に美味しかったのに。

 

ウダウダ考えながらガラス瓶を水で洗浄します。

もともととろみのあるジャムだったからか、瓶にジャムがこびりつくことも無く水を当てた瞬間に容器はつるりとキレイになりました。

 

「えっ!?嘘、もうきれいになった!!?すげえ!!」

 

「…とはいえ、ここからラベルと格闘タイムなんだよなあ…」

 

秒速でキレイになったガラス瓶にちょっと感動しつつも、めんどくさい「ラベル剥がし」を思い出して沈む気持ち。

 

しかし気持ちを奮い立たせてラベルの角を爪で少し剥がす。

そして剥がれたラベルの角を爪で摘まんで引っ張る。

 

「さあ!!どうせキレイに剥がれちゃくれねえんだろ!!?」

 

「お前はどうやったらキレイにはがれるタイプなんだ!!?」

 

 

 

「…ってええええ!!!?」

 

あっという間にキレイにはがれるラベル。

どこか一部が破れたりすることも無く奇麗にペロリと剥がれて、普通にまだどこかに貼って使えそうな状態で私の指に張り付いていました。

 

「…マジか!!!」

 

一番面倒くさいと覚悟していた「ラベル剥がし」がまさかの秒殺。

後は乾燥させて瓶を貯めている場所に移動させるだけなのでこれにて「瓶洗浄ミッション・コンプリート!!!」

 

今まで数多く取り扱ってきた「瓶洗浄ミッション」の中で1位確定の簡単洗浄。

しかもジャムはめちゃめちゃ美味しいし。

もしかしてアオハタってすごくね???ていうか神じゃね???

 

ずーっと「面倒くさいもの」として避けて通ってきた「瓶入りジャム」。

今度からアオハタのジャムは買っていこうと思います。