ねぇ、リアルってどうやって充実させるの?

リア充になる方法を模索する人間(女)のブログ(雑談大量!)

気が向いたときにやったらいいやと先延ばしにした事はいつまでたっても達成されない。

私は「他人に頼まれた事」とかならすぐに行動できるけど、「自分がやりたいと思ったこと」についてはなかなか行動できない。

 

いつも「また明日やればいいや」「気が向いたときにやればいいや」「途切れながらでも細く長く続けられればいいや」くらいの感覚でいる。

 

高校を卒業後に単純作業を一日淡々とこなす職業に就職して「ああ私は一体何のためにここにいるんだろう」「このまま20歳、30歳とこの場所で年を重ねて定年までここで機械の一部として頑張り続けなきゃいけないのかな」と絶望しながらそこそこ長い月日を過ごし、ある日人間トラブルに巻き込まれ続けながらふと開眼。

 

「私はやりたいことをやろう!絵を描こう!そしてそれを仕事にしよう!!」

 

体調不良を理由に仕事を辞め、声をかけていただいたところに就職して。

それから色々とあって今がある。

 

長い月日を経て。さあ一体何枚、全力で絵を描いたのか?

応えはゼロである。一枚も描けていない。

 

いつも頭の端には「絵を描いて仕事にしたい」「自分にしかできない何かをやってみたい」という思いだけはあった。

 

ゴロゴロしながらスマートフォンをいじる時間はものすごくあった。

どうでもいい言い争いでイライラして時間を無駄にしてしまうこともたくさんあった。

特に見たかったわけじゃないテレビを見ながらヘラへラ笑っている時間もすごくあった。

自分以外の人のために、私がやらなくてもいいことで首を突っ込んで休日をまるまる消費してしまうことも多々あった。

 

今日このブログを書いている今の私になるまでに、ものすごくたくさんの時間があった。

それなのに「いつか絵を描こう」「今日は気分が乗らないからまた明日描こう」「なんかだるいからまた元気があるときに絵を描こう」「スマホで忙しいから・テレビが面白いから・頼まれた用事で忙しいから…また今度やろう」

 

そうやっていつも、肝心な自分のやりたかったことを先送りにしてきた。

そしていつも結局やらなかった。

 

たまに思い出したかのようにこのブログに使っているイラストみたいな簡単な絵をかいてみるも、いつも自分の思っている絵は描けなかった。

 

絵を描こうと思い立って張り切って新調したクロッキー帳には、中途半端に終わってしまっている汚い下書きがいっぱいだ。

 

また今度描こう・今度やろうと先送りにしているうちに、どんどん「絵を描く感覚」は鈍っていて、今となっては自分が納得できるものを作れる自信は全くない。

ただ今でも頭の片隅に「私はこんなもんじゃないんだ、本気を出したら絵だって描けるしきっと仕事にだってできるはず」なんて考えがこびりついている。

 

このままじゃきっとこの先も、40歳・50歳と年齢を重ねるだけ重ねて、1枚たりとも絵を描くことはないだろう。

 

今の私を、50歳になった私が見たらなんていうだろうか。

いや、今の私が20代の私を見ることが出来たら、アドバイスをすることが出来たら何て言うだろうか。

 

頭の中に出てきたことは「自分の足しになることをちゃんと実行してほしい」だった。

 

ゲームのレベルをどれだけ上げても、本を読まなきゃと読むだけ読んで内容を全然覚えてなくても、他人自身が解決するべき問題にどれだけ首を突っ込んでアドバイス・手助けしても、全部自分の為にはなっていなかったし私の何かが変わることは無かったし、私の足しなんてなりもしなかった。余計に依存されて謎の時間を過ごすことの方が多かった。

 

今の環境は本当に自由な時間がいっぱいで、むやみやたらに口を出したり干渉したり用事を押し付けてくる人は誰もいない。無駄に過ごす時間も時には必要だけど、頑張ろうと思えばいくらでも頑張れる今この時間を全て無駄にするのはもったいない。

 

楽しむべき時と頑張るべき時を見極めながら、めんどくさく感じても少しでいいから「今すぐ」とりかかる。

50歳の私が「こんなはずじゃなかった」と。

40歳の私が「私の人生はもう輝くことはないのね」と。

明日の私が「昨日も私は何も成し遂げてない」と。

毎日毎日小さな絶望を抱えないように。

 

ふと気が向く時なんて、一年365日の内に10日もありはしなかった。

一発逆転で大きなことをドーンと成し遂げるなんて都合のいいシンデレラストーリーはきっと私には訪れない。

 

日々、自分のやりたかったことを面倒くさがらずに。

やるべきことやこの気持ちを忘れないように、できることをコツコツとこなしていこうと思います。