ねぇ、リアルってどうやって充実させるの?

リア充になる方法を模索する人間(女)のブログ(雑談大量!)

呪いの呪文「アナタハ オカアサンヲ タスケテクレルカラ ホントウニ タスカルワ」

はい!!

 

最近ご近所さんと会話する機会がありまして、その時に「娘がねー!物凄く助けてくれるしなんでも言い合えるしお婿さんも良く働いてくれるから助かってるのよー!」と何度も何度も繰り返すのを耳にしてから数日。未だ気持ちがザワザワし続けているので吐き出し記事を書きます!前にも似たような事書いた気がしなくも無いけど…気にせず行きます!

 

※ご注意①:このご近所さんはとても感じが良いマダムで悪意も何もなく普通に楽しく喋ってくれただけであり、私が過去の親子関係をしつこく引きずっていて勝手に被害妄想に近い物を膨らませてしまっているだけなのでマダムは微塵も悪くないです。

 

※ご注意②:親子関係が良好な人や暗い話は遠慮したい人・記事を読み進めてちょっとでも「はぁ?」ってなった人は速攻で他のまともな方が書いたブログに飛んで目と心を清めてください。

私のモヤモヤであなたの大切な時間に悪影響を与えたくないので…。

 

…では、いきます!!

 

 

 

 

気付いたら小学校高学年の頃にはすでに言われていた。

 

「マナちゃんはなんでも一人でやってくれるからとても助かってるわー」

 

「お母さんを助けてくれるから本当に助かるわあ」

 

「あなたは我慢強いから偉い」

 

などという褒め言葉。

褒められるのが嬉しくてどんどん自分の事は自分やったし、そのたびに褒めてもらえて。

それがまた嬉しくて「ああ、私でも親の役に立ててるんだなあ」ってじんわり幸せを感じて頭の中で褒めてもらった現場を何回も反芻したりして「もっといろいろできるようになりたいしもっと母を助けたい。」と思って。

 

「マナは幼少期から自分の着替えは自分で取り出してちゃんと着替えてたのよ」なんて聞けば、その当時の記憶なんかありゃしないけどなんだかムズムズ嬉しくて。

 

母が好きで役に立ちたくて助けてあげたくて守ってあげたくて。

できることをやって、困ってそうなら駆けつけて、何も言われなくても表情やしぐさやちょっとした言葉の端々から「私はどうしてあげたらいいか」を読み取って行動して。

また喜ばれて感謝されて「今よりもっと役に立つぞ」と静かに闘志を燃やして。

 

友達も少なくてやりたいこともゲームくらいしかなかった私は、気持ち悪がられるかもしれないけど社会人になっても買い物・ランチと頻繁に母と行動していた。

行きたいと言われたお店があれば喜んで運転して連れて行って、時々稼いだお給料でご馳走すれば喜んでくれて。「アッシーとメッシー」を二刀流で行っていた。

 

それをいつまでやってたと思う?

うふふふふ、30歳過ぎてもやってた。だってそれが私の普通だったんだもの。

結婚して夫が居るのに私の心の中では「母が一番大切!!」

父も「マナ、母さんをよろしく頼むわ」って毎度毎度私に言ってくるものだから「私が母を助けてあげないと誰が助けてくれるの!?」状態だったし、母が喜んでくれたり私を認めてくれたり褒めてくれたりする嬉しさは夫が言ってくれる優しい言葉よりもはるかに価値があった。

 

自分の仕事をゴリゴリにこなして、夫との暮らしも手を抜かずしっかりこなし。

同僚の愚痴系女子会にもできる限り参加して関係を保ちつつ数少ない友人のお誘いにも参加しつつ、常に母を心配して気遣って私にできることを探していた。

体以上に心が忙しいけど充実した日々だった。

 

 

それでも時折「なんか変だな?」と思うことはあった。

夫も時折「マナの家族…変じゃない?」とか言ってきた。

自分でもうっすらと何か変だなあしんどいなあと思っているのに、それでも夫の言葉に耳を貸さずに「私の家族を馬鹿にするな!」と本気で喧嘩をしたりした。

 

今思えば本当によく離婚されなかったなと…。

私が旦那の立場なら「ダメだこいつ」って速攻切り捨てたと思う。

結婚してるのに時間ある限り実家に入り浸ってんだから。家事とかちゃんとこなしてくれてもアウトでしょうマジで。

 

 

ヤバイまた超長文ブログになってしまう…!

この前のも6000文字超えたので反省して短くしようと思ってるのに…!!

(読む人が大変だものね)

 

…ひとまず、以下の内容に心当たりがある人は速攻で母親との関係性を見直して適度な距離をとったり対策を練ったりしよう!

放っておくとリア充どころか普通から色々と遠ざかってしまいます!

 

 

●物心つく頃(多分その前からやられてるよ!)から「あなたはお母さんを助けてくれるから本当に助かるわ」系の言葉を事あるごとに刷り込まれ続けてきた。

 

●確かに「助けてあげて喜ぶ顔は嬉しい」し「助けてあげたい気持ちはある」けれど、本気で心の底から「この人を助けてあげたい」という気持ちよりも「助けてあげなきゃいけないし他に頼りになる人間がいないから私がやるしかない」と思っている。

 

●母と兄弟がお金などをコソコソやり取りしていてそれを見た時とか、事あるごとに「お父さんには内緒よ(言わないでね)」と言われてそれを守り、自分は何も悪くないのに常に隠し事をする羽目に陥ってきた。

 

●「お金が無くて今困ってるのよー」と自分にだけ言われる。(他の兄弟には何も言わないし下手したら〇〇にいるからーとか言いつつお金を握らせている)

 

●「私がやらないと誰かやる!?」と自分を奮い立たせて、自分の生活と合わせて母親の生活などを心配し、困っていそうな気配を一瞬でも感じたらアルソック並みの速度で駆けつけて話を聞いたり解決に奔走してしまう。

 

●無意識で「娘は母親を助けるものだ」と信じてしまっている。

 

●幼少期などに母親と父親が喧嘩している場面や祖母vs母みたいな場面を目撃してしまい、必要以上に「仲良くしてほしい」と思っておどけたり聞き役になったり両親の顔色を伺ってきた。

ちょっとでも不穏な空気を感じたら速攻で身を挺してクッション役に徹してきた。

 

●兄弟親族にお金をたかってくる人間がいて何回も小銭をせびられ困っているのに母に相談しても「それはダメだねぇ、ちゃんと怒っておくね」といいながら結局何もしてくれないどころか「(その兄弟親族)にもいい所があるから…」や「(その兄弟親族)も今は頑張っているから」などと訳の分からない理由で肩を持たれる。(そのくせ娘にはきちんとすることを求められるし怒りそうな人に告げ口しないように口止めをされる。)

 

● 「お母さん馬鹿だからわからないー」みたいなことを言われて「じゃあ私が助けてあげなきゃ」ってなってる。

 

●成人してもう相当経ってるのに「外出先」や「誰と遊ぶか」などを親に報告していて自分の友人知人関係の話や愚痴を母親に聞いてもらっているし母親の愚痴も全力で受け止めている。

 

●暇なときにはついフラフラと実家に行ってしまう。

 

●暇なときには「なんか面白い話無いかなー」とネットで炎上しそうな記事を探したりネガティブな話を求める。「〇〇さんが幸せそう」という話を聞けば「へー」って普通の顔をしながら心の底では焦ったりアラ探しを始めたり批判したりして「〇〇さんはまだ独り身らしいよ」と聞けば「へー」って普通の顔をしながら心の中でほくそ笑んだり「私より下がいるわ」と最低な安心の仕方をしたり、情報にブルンブルン振り回されて一喜一憂し過ぎる。

 

●会話の内容は大体「父親・祖父母や兄弟親戚、ご近所さんの愚痴話。

 

●両親や祖父母から「ああしろ」「こうしろ」と指示を出されまくる人生を送ってきており、他人に何か言われたら無条件に従って遂行してしまう。

 

●「あれっ、なんか変だな」と思っても「まあ、そんなに重大なことじゃないし…」と訳の分からないポジティブ変換でスルーしてしまう。

 

●普段は大黒柱面している父親が、都合の悪い話が出た瞬間に話を終わらせてしまったり煙草吸いに逃げたりして母の話を受け止めようとしない。下手したら「母さんの面倒をよろしく頼むわ」と丸投げされている。

 

●相手の表情・過去の言動や現在の状況などが一気に頭で自動計算されて、相手が何を欲しているか・どうしてあげたら相手にとって最高に都合が良いかが大体分かってしまう。(その自動計算は自分で制御できない。)

 

 

 

よく考えて?

 

「母親がそうなってしまっているのは本当にあなたのせいで、あなたに責任ある?」

 

本当に心を落ち着けて、情とか義務とか一回どこかにブン投げて。

祭り上げて信仰してしまっている母親も、周りの人と同じ「人間」ランクまで一回落として。

 

「母親も、みんなと同じ1人の人間」として見た時に、「いやこれ、どう考えても私が責任もって面倒見ないといけない問題じゃなくね?母親が勝手に選んでやってることじゃん!」ってなる問題、多いから。マジで。

 

私の場合は金銭問題とかそうでした。

「マナちゃん、お金が無くてこまってるのよ」という母を本気で心配して何か大きなことをする時には夫に了承を得てお金を渡したりしてましたが、落ち着いて考えたら通信販売しまくるお金やギャンブルにかけて溶かすお金はあったんです。

 

多分今でも兄弟にコッソリお金握らせてると思うし。

それだって「兄弟はこんなにお金の使い方が荒くてー」とか「滞納したお金を立て替えててー」とか「お父さんには内緒だけどー」とか言いながらいかにも被害者ヅラしながら愚痴をこぼしてきたらするんだけど、結局母親本人が自分で選んでお金を動かしてるだけだから。

 

他に兄弟がいるのにそちらには何も言わず「あっちは嫁さん(旦那さん)も他人だし下手にあれこれ言いづらいのよねー」とか言いながら「でも娘のあなたは助けてくれるよね?」と全部こちらにぶん投げてくる。

 

んで都合のいい時には「あなたは嫁いだ身だからこの話には関わらなくて大丈夫よ」と一見優し気な言葉で跳ね飛ばされ押し出され他人扱い。

何かをする権利やお金、決定権などの大切なものはちゃっかり他の兄弟へ渡り。

 

そしてまた何かに困れば呪いの呪文。

 

「アナタハ オカアサンヲ タスケテクレルカラ ホントウニ タスカルワ」

 

…いやいや、馬鹿か。

よく見たらアンタ、元気に歩き回れる体と通販しまくれるお金と車と…いろんな物ちゃんと持ってるし使えるじゃん。

 

そもそも父親元気に生きてるのに、そこを素通りして娘に全部投げてくるのどうなのよ?

自分の夫とちゃんと向かい合って話したり、自分で考えるのがめんどくさいだけでしょ?都合の悪いこと言われたくなくて、怒られたりとかの波風立てたりしたくないだけでしょ?

 

母親であるあなたのパートナーは、あなたの夫である父親です。娘の私じゃありません。

 

父親も父親で「母さんの面倒をよろしく」じゃねーわ!毎日ちゃんと夜には家に帰ってきて2時間も3時間もバカみたいに長い晩酌する時間はあるくせに、自分が選んだパートナーの話を聞く時間は、本当に無いのか!?都合の悪い話が出た瞬間話をぶった切って煙草吸いに逃げやがって、タバコライター灰皿全部廃棄するぞオラァ!!

 

私だって、私のパートナーは夫なんだよ。その生活があるんだよ。楽しいけど大変な時だってある、それを自分たちでしっかり話して解決していくんだよ。そうやって普通の日常を大切に生きていきたいんだよ私は。元気な人のお世話を全力でやってる暇ないんだよ。

 

「あなたはお母さんを助けてくれる」って本当に何回も何回も耳が腐りそうなほど聞かされて自分でもそう思ってきたけど。

コンビニのトイレと一緒でしょ?「キレイに使ってくれてありがとう!」みたいなやつでしょ??

 

自分が困ったときにいつも助けてほしいけど、その「確実に助けてくれる」保障なんてないから事前に「お母さんは、娘のあなたを(助けてくれる人)として評価してるから、ちゃんと助けてくれるよね?大丈夫よね?わかってる??(チラッ)」て釘さして来てるんじゃん。何本も何本も。

 

言っとくけど、本当に助ける気あったらそんな何本も釘さして来なくても勝手に気付いて考えて助けるから!

 

実際、ちゃんと関係ができてたら釘なんて一本もいらんから!!

自分の不安を勝手に釘に変換して娘の心にばっかりしつこく打ち込むのやめろ!!

やるんなら他の兄弟にもやれ!そもそもまず、自分のパートナーにやれや!!

回りくどくコントロールしようとするんじゃねぇ!

 

困ってるならその都度要件をストレートに言ってくれ!! 

「本当になんでも言えるのよー」はそういうことだろ??

 

「困ってるのよー(チラッ)」で「察してくれること」を期待するな!!

 

 

それぞれ自分の生活を大切にしようよ。

あなたがやるべきことを自分で考えてきちんとやってみて、あなたのパートナーである父親や私よりも近くに住んで頻繁に会っている兄弟親族に相談してもどうにもならなくて「一人じゃ厳しいなあ」ってことがぽつぽつ出始めた時が、初めて娘の出番だと思うよ。

 

言いやすいから・都合いいから・余計な事は黙っていてくれるから・頼みやすいからとかの安易なメリットで娘に毎度毎度なんでもかんでもブン投げて。

 

こっちが必死で解決したら、いつもと同じ顔でニッコニコしながら「ああ、やっぱり娘は頼りになるわ!なんでも言い合えて助け合える!!ありがとう!!」っていうの、今考えると反吐がでます。

 

なんでも言い合えてないから。本当に言いたいこと、こちらは言ってないから。

感謝の念を伝えながら、また兄弟の愚痴をこぼしだすんじゃない。

ああ、また始まった…「困ってるのよ…(チラッ)」てやつ。

 

どうせぶん投げてくるなら娘の私じゃないとどうにもならないことにしてくれ。

あんたの持ってくる案件のほぼ全部、私がやるべきことではないぞ。父親に投げれば即解決する案件だ。

 

あまりにも安易に「娘は母親を助けるもの」と信じ切ってしまっている人が多すぎる!

娘にだって生活はあるし、娘は母親を助けるために生まれてきたわけじゃない。

 

介護が必要とか緊急じゃないどころか、健康な体もそこそこなお金もペットと触れ合う時間もあって周りの人間も元気なのに。

 

これだけコンビニやらスーパーやらがあって、その上通信販売もできて。注文すればほぼ速攻で発送された上にヤマトさんやらサガワさんやらが重い米袋だろうがデッカいボトルの飲料だろうが車のタイヤやホイールだろうが小走りで家まで担いで持ってきてくれて。

 

「消費税がー」とか「野菜高騰ー」とか色々あるけど結局物は飽和状態なくらい溢れててきめ細やかなサービスも良く見ればいっぱいあって。

 

洗濯掃除だって基本機械がやってくれるし、本気出せばルンバを駆けずり回らせて機械に食器洗いやってもらう事だってできちゃう世の中だよ?

数回通販や不要な買い物を我慢すれば買えちゃうんじゃない?

 

ほら、「娘に助けてもらわないと立ち行かないこと」ってそんないっぱいあるのかな?

 

いろんなところでいろんな情報も受け取れるし、自分の従来のやり方に固執さえしなければどんどん楽で快適になるよ?

 

人付き合いだってあなた次第だよ。

いくら私が「その対応はトラブルの引き金になるから絶対やめた方がいい」と1日がかりで説得しても、翌日にあなたが忠告フル無視でやらかしたらそりゃあ大丈夫なものもダメになるよ。

 

「トラブル起きた!助けて!相手がおかしいの!」

いやいや、被害者ヅラしてるけど原因ちゃんとわかってますか?

 

結局娘の話なんて聞いてなくて何回でも聞き直してそれでも忘れて。そのくせ、兄弟の言ったことやギャンブル用語は一発で暗記できるんだから。

 

あ!そういえば、我が家は「コードレス掃除機なんて…」とさんざんバカにしてたけどコードレスのダイソン導入してみたら、いちいちコンセント探したりコードが届かなくなって違うコンセントに差し替えたり引っ張りすぎてコードが引っこ抜けてまた差し直しに行ったりとかのゴミみたいな手間が無くなって掃除が恐ろしく快適になってダイソン様に頭が上がりません。

 

ゴミ吸ってるだけなのに、謎の白い粉まで吸えてて恐怖を感じるくらい吸引力も申し分ないし紙パックもいらないから楽だし…ってあぁまた話が脱線しちゃった。

 

 

…結局私は人と距離をとるのが下手でつぶれてしまって未だ回復中だけど。

誰かに対してふと感じた「あれっ?」「なんか変じゃない?」という直感みたいなものは本当の本当に大切なサインだと思うので、ここまで読んで下さったあなたもどうか見逃さずに!

 

私のような失敗を犯さずに、周りの人間とほど良い距離を保ちながらリアルを充実させて…!

 

皆で「呪い」をといて!心に刺さった釘をどんどん抜いて行きましょう!!

 

あとね…ダイソン、最高!!