ねぇ、リアルってどうやって充実させるの?

リア充になる方法を模索する人間(女)のブログ(雑談大量!)

花火大会の現場は人でごった返して地獄なので、現場に行かずに家で見る。

花火大会って花火は綺麗だし、夏って感じはするし、ちょっとロマンがある気もするし凄く良いイベントですよね。

 

少女漫画で「夏」といえば、割と高い確率で海と同じく出てきますもん花火大会。

 

可愛く着飾って浴衣で参加した花火大会…

気になる彼も参加してる事に気付いて話しかけようとしたら隣に綺麗な女の人が!

「彼女いたなんて…」悲しみにくれながら何故か家ではなくて神社の奥方面に走り出す主人公。

そしてそれに気付く彼。

追いかけてきた彼に腕を引き寄せられてそのまま神社の前でもうそれはえらいこっちゃになって…

 

…ほんといいよなぁぁぁ少女漫画ー!

そんなシチュエーション現実に起きるどころか聞いたことすらないよー!

 

主人公は「地味」「眼鏡」とか言ってても最終的におめめクリクリ美人でモッテモテだし、だいたい気になる相手も超絶イケメンで、さらに複数人のイケメンがいたるところから湧いてきて、自分の取り合いを繰り広げるんだぜー?

 

…でももし自分が少女漫画の主人公で取り合われる立場になったら、あっちに頭を下げこっちに謝罪をして全員が仲良くなるように身を粉にして営業マンのごとく立ち回るんだろうなあ。胃に穴があいたりして。

最終的に私が八方美人過ぎて全員を敵に回して…うわぁカオス過ぎる。そんな夢のない少女漫画は嫌だ。

 

そんな夢いっぱい・妄想いっぱいの花火大会。

カップルや若者の集団やファミリーもいっぱいで、会場付近が車や人で凄まじくごった返すんですよね。

 

私の住んでいる地域はめちゃめちゃ田舎で通常は人もまばらだし、市役所に行く度に市の人口を表示している掲示板が毎回マイナスになっていて総人口から世帯数、出生数とかすべての項目の人数が着々と減っているのに。

 

一体どこにこんなに人間が隠れてたんだっていうくらいに人がわいてあふれ出てくるの本当に不思議だけど「まだこんなに人が居たんだ」って少しだけ安堵。

 

人ごみがしんどい…。

まっすぐあるけないのツライ…。

人ごみに流されるの無理…。

万が一知り合いに出くわした時にテンションあげて喋るのも疲れる…。

キャピキャピしてるリア充を見ると悲しくなる…。

 

そんな私みたいな人間にはありがたい、地方テレビの花火大会生中継ー!!

他の地域もあるのか分からないけれど、私の住んでいる地域では地元の情報を一日中流し続ける番組があって、花火大会も始まりから終わりまで生中継されるのです。

 

さっそく、花火大会の中継時間にテレビをつける。エアコンもつける。部屋の電気を切って真っ暗闇にする。ゴロリと横になる。

 

浴衣姿のアナウンサーが色々トークで盛り上げて、花火大会も開始。

ポンポンとあがる花火…遠くでは実際の花火の音もかすかに聞こえて臨場感も有り。

たまにカメラマンがズームしすぎて花火が見切れたりして「ああもうっ!」ってなるけどそれはそれで面白くて良し。

 

暗い部屋でTV画面に集中していると、本当に花火を見に行っているような錯覚になります。エアコンの聞いた部屋で、蚊や虫、汚れを気にせずゴロリと横になって花火が見られる。ほっほー♪こりゃあいいや♪

 

結局、始まりから終わりまで花火大会をめちゃめちゃ満喫してしまいました。

本当は現場に行けば最高なんでしょうけど、家で花火大会もいいもんです。

次に家で花火大会を満喫する時には、焼き鳥とちょっとしたお酒くらいは用意したいと思います。