スターバックスでショートサイズのドリップコーヒーを注文。
それをワンサイズ大きいトールサイズのカップに注いでもらって、コンディメントバーに行って自分でミルクを注ぎ足す。
…というカスタム方法をネットで見かけてものすごくやってみたかった。
コンディメントバーの存在は知っていたけど、1度たりとも使ったことはなかった。
どれだけミルクを注いでいいのか?
シナモンとかハチミツとかを一銭も払わずに入れてしまってもいいのか?
そんな自由にやっちゃっていいのか?
…気になる…気になる…気になる…!
次にスタバれるのはいつになるかわからない。
ええい!町まで出てきたついでだ!!
これも昨日のこと。
抹茶ティーラテのカスタマイズしたやつをトールサイズでたっぷり飲んだ直後でお腹はタプタプだが、今から行くお店にもスターバックスがあるので、とりあえずついでにやってみよう!
というわけで、同日にもう一軒スターバックスに向かい店員さんに上記のメニューを注文…したいけどどう言えばいい!?
「えっと…ドリップコーヒーのショートサイズを…あの、1個大きいトールサイズのカップに入れてもらうことはできますか?」
やばい、なんて言っていいか分からなすぎて、若干挙動不審になってしまった…店員さんが一瞬止まった気がする…なんとかしなきゃ…!
「あの、あとで自分で牛乳足す…みたいな!」
「…みたいな!」ってなんだよ!ひと昔前のギャルか!
…顔に出ないよう、しかし1人心の中で焦る私。
しかしそこはコミュニケーション能力に長けたスターバックスの店員さん。 すぐに私の言いたいことを理解してくれて、お会計直後に素早くコーヒーを渡してくれました。
しかもコーヒーにミルクをすぐに注げるように、フタを閉めないように渡してくれました…なんて細やかななお心遣い…!
スターバックスのこういうところ、本当に凄いなぁと思うし心の底から「こんな私めなぞに、有難うございます!」…ってなります。
…そんなこんなでホクホクしながらコーヒーを持ってコンディメントバーに向かうと、本当にミルクが置いてあった!
しかも脂肪分ないやつと2種類えらべる!
他にもなんか色々あるぞー!ハチミツにシナモンに…白い粉?
白い粉はバニラの粉でした。
しかし、なんとも楽しげなコンディメントバー。
一瞬、「置いてある物を全部入れてみようぜ」という悪魔のささやきが聞こえてきましたが、同時に「無料だからって調子に乗ってドバドバ入れちゃダメだよ!」という天使のささやきも聞こえる気がする…。
店員さんは見てなさそうだしお客もまだ少ない…何をどう入れようと完全自由だ、どうする!どうする私!
…こうしてチキンな私は、普通の牛乳をタプタプと注ぎ、ほんのーり気持ち程度に白い粉(バニラパウダー)をかけてスターバックスを後にしたのでした。
うん、我ながらなんてビビリな良い子なんでしょう。
車に戻ってコーヒーを飲んでみると、バニラパウダーの量が微量過ぎてバニラの風味は微塵もしないものの、ミルクの風味はバッチリのカフェオレを楽しむことが出来ました…がまさかの盲点を発見。
私は、車を運転しながらコーヒーを美味しく頂きつつ帰路についていたのですが…
牛乳を注ぎすぎた為か車が段差でドカッてなるたびに飲み口からコーヒーがチャプチャプと出てくる…地味にヤバイ!!
確かに、ミルクを注いだ時に何も考えずにカップのフチ近くまで注いでしもうたわ。
しかし後悔するもときすでに遅し、スタバのある町から田舎に入って道が悪くなればなるほど車は揺れ、飲み口から出てくるコーヒーがカップを汚してまるでお化け屋敷の壁のようにしみをつくっていました。
やばい、早く飲まないと車のドリンクホルダーがやられる…しかし、さっきの抹茶ティーラテのトールサイズが胃の中で邪魔をしてなかなかコーヒーが入っていかない…!!
結局コンビニに止まり、ティッシュでこぼれたコーヒーを拭いて コーヒーを飲み干してなんとか事なきを得たのでした。
コンビにでおつまみもゲットしたし。
しかし日常において、危険をともなわずに色々と冒険(カスタム)出来るスターバックス、やっぱり楽しいなぁと思いました。