ねぇ、リアルってどうやって充実させるの?

リア充になる方法を模索する人間(女)のブログ(雑談大量!)

広島県福山市のケーキ屋さん パティスリー・ノワ でささくれだった気持ちを癒してもらった。

今朝庭に出ると、気温は冬らしい低さでそこそこ風が吹いていて寒い。

だけどスカッと気持ちよく晴れていてどこかに行くには申し分のない良い天気。

 

最近イライラしてしまうことが多かったり私の平常心を搔き乱す様な相手と関わる機会に恵まれてしまったり色々とあった。

静かに座っていても何とも言えずグラグラと湧いてくるイライラや嫌な気分になった瞬間の光景。

いつもの「のんきな自分」を出してみようとしてもどこかに棘のあるのんきさしか出てこず頭の片隅にずっと居座り続ける不快な気持ち。

 

こりゃあいかんと車で外出してみるも運転は慣れているので脳みそが暇を持て余して、また嫌な瞬間や不快な気持ちを脳内いっぱいに映し出す。

 

そんな気分の時にこそ癒される空間だ!そうだ、カフェに行こう!!

 

そう思って車を走らせてカフェに到着するも駐車場は車がいっぱい。ほぼ満車だ。

 

「なんでこんな平日の朝っぱらからカフェが満車なんだよー!」

 

せっかく癒されようと思ったのに…いや、でも無理やり入店したところで人がいっぱいいると余計にイライラしてしまうかもしれない。そうなっては本末転倒。

 

くるりと車をUターンさせながらふと思いついた。

 

「そうだ、ケーキ屋さんに行こう!」

 

ふと頭に浮かんだケーキ屋さんがある。広島県福山市にあるケーキ屋さん「パティスリー・ノワ」だ。

 

過去に数回行ったことがあるお店なのだが、とにかくケーキが美味しい。

しかも店内でコーヒーや紅茶を飲みながらケーキが食べられるスペースがある。

とにかく行こう、すぐに行こう!

 

ぼーっと運転しているとうっかり通り過ぎそうな場所なので、見逃さないように看板を見つけて車を停めて店内に入店。

 

扉を開けるとガラスのケース(ケーキショーケースというらしい)にずらりと並んだケーキやマカロンが出迎えてくれた。

 

店員さんに「店内でケーキを食べたいのですが。」と告げる。

すると店員さんがにこやかに「お好きなケーキをえらんでください。」と答えてくれたのでケーキショーケースに並ぶケーキ達から気になるケーキを選んだ。

 

その後席に案内してくれて、置いてあるドリンクメニューの中から好きな飲み物を選ぶ。コーヒーも気になるけど紅茶も気になったのでアッサムティーを選択して注文が完了。

 

ゆったりした空間に居心地の良い机や椅子、目の前にはおしゃれな窓。

店員さんがすぐに水を持ってきてくれたのでそれを飲みながらのんびりと窓の外を見ると道路に行きかう車が途切れることなく走っていて物凄く慌ただしく見えた。

 

「さっきまで自分もあの中に居たのか…。」

 

平日の妙な時間に来たおかげか、イートインスペースには私しかいない。

後ろの方から他のお客さんのケーキを注文する声とそれに応答する店員さんの声が聞こえてくるけどどうやら持ち帰りらしくてこちらにくる気配はない。

 

「すごいな…貸し切りじゃん。」

 

店員さんが気をきかせてサンシェードを良い具合に下げてくれて、ほど良い日差しの中でぼんやりとすることができた。

 

何分ぼんやりしていたのか分からないけどおそらくそんなに時間は経っていない。

店員さんがケーキと紅茶を運んできてくれた。

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「ふぉー!…なんて美味しそうなんだ!」

 

運ばれてきた瞬間からすでに美味しそう。

癒される食べ物や景色はできる限り写真に残すようにしているので店員さんに「写真を撮ってもいいですか?」と尋ねると店員さんは快くOKしてくれたので撮影。

 

撮影する角度とか光の具合とか素人なりにこだわりたいところではあるものの、1人で現れた客が店の中でケーキや紅茶の配置を微調整しながら写真を撮影していたら店員さんに怖がられるかもしれない。

それとも「なにかの業者?まさか食べ物系の記事を書く人!?」とか思われても私はなんの影響力もないただの一般人だし…と勝手な妄想とビビリが脳内に湧いてきて、とにかく怪しまれないよう素早く三枚だけ写真を撮影させてもらった。

 

こんな癒される空間で何をやっているんだ私は…と思いながらスマホをわきに置いてポットに入った紅茶をカップにそそぐ。

添えられたシュガーやミルクを入れずにそのままのアッサムティーを口に含んでみると紅茶の良い香りとほろ苦さが口いっぱいに広がった。

 

続いてはケーキ。

名前が思い出せないけどキャラメル系の名前がついていて、ケーキショーケースの中にずらりと並んだケーキ達の中でなぜか気になったので選んだ。 

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 フォークでケーキ端を切って口に入れるととにかく美味しい。

キャラメルの味がふわっと口の中に広がるし口触りはフワフワ。

ケーキの底の部分は少し固めの触感でこれもまた美味しい。

乗っかっているフランボワーズらしきベリーも甘酸っぱくて、どこを食べても幸せな気分になれた。

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一杯目の紅茶はストレートのまま飲んだ。

ポットの中にはまだ紅茶がある様子だったので全部注いでみたら二杯目が飲める量が確保できた。

今度はシュガーを少量とミルクを全部投入してミルクティーにして飲んだ。

ストレートとはまた違う味わいになって、ケーキと合わせて飲んで至福な気分。

 

ケーキと紅茶をのんびりと頂いて少しボーッとして、残っていた水を飲んでまた少しボーッとして。

 

そうこうしているうちに、さっきまでの重たい気分はどこかに行ったみたいでただただいい気分になった自分が居た。

ちょっと脳裏に嫌な気分の欠片がよぎってもすぐに「そんなんもうどうでもええわー今めっちゃ至福な気分」でかき消された。

 

そうして良い気分になって自分用のケーキをさらに一つ購入して持ち帰り用に包んでもらいながらお会計を済ませてお店を後にする。

 

「…あー。めっちゃええ気分ー。」

 

その後立ち寄った近くの蔦屋で気になっていた「猫の形が浮かび上がる醤油皿」を発見してテンションが上がり、さらに気になっていた本も見つかって購入することが出来てすごくうれしい気分になった。

 

気分が上がったら運気も上がるのか、その後はちょこちょこと嬉しいことが連鎖して起きたので今こうして久しぶりのブログを書いている。

 

もしかしたら「どこのケーキ屋なのか詳細が気になる!ノワだけじゃわからん!」となる人もいるかもしれないのでお店の名前と住所だけ書いておく。

 

cake factory

PATISSERIE NOIX (パティスリー・ノワ)

広島県福山市新涯町1-5-30

 

車を運転しながらだと通り過ぎてしまいやすい(私は過去に2回通り過ぎた)のでお店の近くに来たら速度を緩めて駐車場を目を皿のようにして探そう。

黒っぽい看板に英語で店名が書いてるが上品すぎて周りの景色に負けてるのでとにかく車に乗っている人間全員で本気を出して看板を探そう。癒しのケーキ屋さんはすぐそこだ。

 

洋画に出てくるヒロインは何故自分から首を突っ込んできた挙句に物凄い剣幕で大騒ぎするのか。

最近、気分転換に蔦屋で洋画をレンタルしてきた。

過去に葬り去られたミイラを起こしちゃってえらいこっちゃになって最終的に主人公がダークサイドに落ちちゃったっぽいし旅は続いちゃうかも☆…みたいなストーリーのものだが、この映画自体は個人的に面白かった。続編が出れば見るだろう。

 

だがしかし、この映画のヒロインもそうなのだがとにかく主人公や周りの言うことを聞かずに「私は私の目標を達成するまでここ(※結構危なかったり怪しい場所)を動かないわ!さあ協力してちょうだい!!」みたいなノリで自分の要求を割と無理やり通したりやたらと偉そうだったりする。特に映画の序盤とかで。

 

例えば主人公を「ボブ」、ヒロインを「ヘレン」と仮定する。

 

ボブ:(すったもんだの末に敵に狙われて逃げている)

ヘレン:ハァイ!ボブ!今日はいい天気ね!

ボブ:あっ、ヘレン!そそそそうだねいい天気だね!じゃあまたね!(慌てつつダッシュで去ろうとする)

ヘレン:ちょっとボブ!待ちなさいよ!!(若干キレつつ追ってくる)

ボブ:ごめんよヘレン!今は君と話している時間は無いんだ。ちょっと今急いでいて…本当にごめん!また今度ゆっくり話そう!それじゃまたね!

ヘレン:ちょっとなんなのよその言い方ァァァ!!(本気で怒りだす)

ボブ:ヘレン!本当に今度ゆっくりと話そう!お願いだ、いい子だから大人しくしててくれ…

(つべこべ言ってる間に敵が襲来してヘレンも巻き込まれる)

ヘレン:ギャアアアアアアァアア!!イヤアアアア!!オゥマイゴッド!!ボオオオオォォォブ!!ちょっと!!コレどういうことなのよヒィヤアアアアアアアァァ!!!!!!(大パニック)

ボブ:なんてこった。

 

…みたいな感じ。

なんかこう、主人公がトラブルに巻き込まないようにとヒロインを遠ざけているのになんだかんだでブチ切れて主人公に食って掛かっていってトラブルに巻き込まれて物凄い剣幕で叫び倒したり大騒ぎして主人公の手間を増やしまくるっていう…。

 

そしてそんなヒロインを見ていると「急いでいる人がいたらそっとしておいてやれよ」とか「そんなにブチ切れる要素が今の会話にあったか?」とか物凄く余計なことを考えてしまって映画本編から気がそれてしまうし、ヒロインが出てくるたびに「またでかい声で叫び倒すかも…」と身構えてしまう。

 

映画を作ったことなんて私にはないしそんな大それたことが出来るとも思ってはいない。

出てくるキャラクターがみんな大人しかったらもちろんつまらないと思うし、物分かりが良すぎてもストーリーが成り立たないとは思う。

 

だけど…蔦屋で適当プラプラして「あ、面白そう」とレンタルしてきた映画にでてくるヒロインがことごとく高圧的だったり言うこと聞かなかったりやたら大騒ぎしてたりと異様にヒステリックな雰囲気なので観ていてちょっと疲れてしまう時がある。

 

トラブルに巻き込まれたヒロインが半狂乱で主人公に「ちょっと主人公!これどういうことなのよ!!説明してよ!!!」とか言いながら結局説明してもろくに聞かず「信じられないわ!そんなことありえない!!」からのトラブル巻き込まれのコンボとか。

「説明してよ」って自分から言ったんだからちゃんと話聞けよ…みたいな。

 

そんなにたくさんの映画を見てきたわけじゃないから偶然そんなヒロインが出る映画を引き当ててしまう私のレンタル運が悪いのか、それとも洋画のヒロインの基本設定がほとんどヒステリック仕様なのかわからないけれどちょっと色々思ったからブログに書き綴ってみました。

 

でも本当にそんな大騒ぎするヒロイン相手にもブチ切れ返さずに「落ち着いてくれヒロイン、理由は後で話すから…」とか物腰柔らかく返答していくヒーローは凄いなぁと思います。

ヒステリックや高圧的な感じで言葉をかけられたら「イラッ」ときて同じようなテンションや棘のある言い方で返答してしまいそうなものだけどそれをしない。

あくまで冷静に物腰柔らかく、そしてヒステリックだったヒロインも最終的にはヒーローにメロメロに…。

 

…なんにせよ、娯楽である映画にも現実の思考を反映してしまい「ヒロインのここが悪い」とか「私ならここの場面でこうする」とか考えてしまい素直に映画の世界が楽しめないのは私が疲れているのか…それとも心が汚れているのか。

 

そういえば小学生の頃は名探偵コナンの映画でドキドキワクワクしてたものだけど、大人になって映画を見て「蘭め、余計な事してまたピンチになりやがってコンニャロー!前の映画でも同じような事してピンチになってただろうがいい加減学んで大人しくしとけよ」とか思うようになってるな…これはやっぱり私の心が汚れて…

 

…うん。今日は早めにじっくり寝て心と体を癒そうと思います。

 

 

スターバックスで初めてコーヒー豆を購入した話。

基本的にスターバックスで「コーヒー豆」を購入するという発想は私の中には無かった。

もちろんきらびやかなパッケージで豆が販売されているのは知っていたけど、ほとんどインテリアにしか感じてなかったし私の中でスターバックスとは「コーヒーを飲みながらフードを貪り食う所」もしくは「コーヒーとスイーツをテイクアウトする所」だった。

 

先日「スターバックスではコーヒー豆が100グラム買える。」ということを小耳にはさんだ。

いつもなら「へぇー」とトリビアの泉のような間の抜けたような「へぇ」で流してしまう所なのだが、なぜか私の中に妙にひっかかるものがあった。

 

「…コーヒー豆が100グラム買えるのか。100グラムならいけるんじゃね?」

 

自分でもなにがいけるのか全然わからないけど無性にコーヒー豆100グラムを買いに行きたくて仕方なくなってしまった。

こんなに買い物に行きたくてうずうずするのは小学生の時にお年玉もらった日以来かもしれない。(私が小学生の時は正月三が日に営業しているお店などなくゲーム屋もゲームセンターもお菓子屋さんもまんべんなく休みだったのでお年玉を使いたくてもすぐに使えなかったのだ。)

 

というわけで田舎からはるばる車を走らせてスターバックスへレッツゴー。

自宅から一番近いスタバ(といっても40分以上かかる)に駆け込みました。

 

まずは車を降りて店内へ入店。

タイミングが良かったのか誰も並んでおらずお客さんはみんなコーヒー飲みながら席についてパソコンやスマホにらめっこしていました。

それを横目にまずは飲み物を注文。先日スターバックスでアーモンドミルクの取り扱いが始まったとのことなのでスターバックスラテをアーモンドミルクに変更。

そしてレジ前に置いてあったスターバックスのチョコレートバーをワシッとつかんで「これもください」とレジに置きました。

 

そして本題。

店員さんに「コーヒー豆が100グラム買えると聞いてきたんですけど買えますか?」と聞いてみました。

すると店員さんが「可能ですよ、濃さはどれくらいがお好みですか?」と答えてくれました。

 

濃さ?うーんわからん。自分史上最大にこだわって自力で淹れたコーヒーはスーパーに売ってて商品名につられて買った「職人のコーヒー(緑)」なので…濃さとか言われましても…。

私が分からなそうな顔をしていたのか店員さんがわかりやすく説明をしてくれて「あまり濃くないヤツ」にしてもらうことになりました。

 

続いて「好みはありますか?」と聞かれた私。

 

「…こ、好み?」

 

なぜか「コレといった好みはないのですがしいて言うなら笑顔の可愛らしいあなたが好みです!」みたいなセリフが脳に浮かんでしまいフリーズしていると店員さんが小さな赤いカップに機械からコーヒーを注いでくれて「試しにこちらをどうぞ」と試飲させてくれました。

 

香りをかいで飲んでみて「美味しい!」と言うと店員さんは「その酸味が大丈夫なのでしたらこちらがオススメです♪」とレジから出てきて商品が置いてある棚まで来て丁寧に説明をしてくれて。

私の好みに合いそうなコーヒー豆を何種類かオススメしてくれました。

 

しかしオススメしてくれた中でも違いがわからん…パッケージのデザインくらいしか違いがわからん…さすがに全部試飲なんてないだろうしルピシアみたいに缶に入ってるサンプルの色を見たり香りをかいだりもできなさそうだし、どうやってえらんだらいいんだコレ…。

 

結局最後まで店員さんの力を借りて、オススメのなかでさらにオススメしてくれたコーヒー豆を100グラム購入することに決定しました…最後まで丁寧な対応でニコニコしながら豆選びに付き合ってくださった店員さんに感謝です…!

チャージした金額に余裕があったので試飲させてもらったコーヒーの豆も購入。

家で飲み比べをして少しでも違いが分かればまた楽しくなるかなと思って。

 

豆はその場で挽いてもらうことにしました。

 

購入したコーヒーを飲みながら「アーモンドミルクはんぱねぇ」とか思いつつしばらく待っていると店員さんが紙袋をもってこちらにやってきてくれて2種類のコーヒー豆入った小袋を見せながら説明をしてくれました。

そしてなんと今の時期のコーヒー豆の挽いたものもミニ袋に入れてサンプルとして頂くことができましたー!

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 奥の2つが購入したもので、手前の寝てる袋がサンプルで頂いたものです♪

 

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こんな素人の豆選びに丁寧に付き合ってくれただけでも感謝で胸いっぱいなのにサンプルまで頂いたらもう胸が爆発しそう…!!!胸はないけど。

 

そんなこんなでウッキウキでスターバックスを後にして帰宅し3種類のコーヒーを飲み比べました。自分が考えられる限りの全力を出して同じコーヒー豆の量でお湯も同じ量でカップなんかも温めて…あまりに本気出し過ぎて写真を撮るのを忘れました。

 

多分素人が「うーんこのコーヒーはナッツのような風味とコクが…」なんて言ってもほぼハズレだろうし誰もそんなコメント期待してないだろうから単刀直入に感想を言います。

 

「…すげえ!飲み比べたらなんか違う!!」

 

専門用語も知らないしまだ「これから色々知っていきたい」段階なので本当にうまいこといえないんですけど、比べたらなんか違うんですよほんとに!

香りとか、鼻に抜ける風味みたいなやつとか後味とかちゃんと違いがあってびっくりでした…多分比較せずに単品で飲んだだけだと私には違いがわからなかっただろうなって思います。

 

めちゃめちゃ思い付きで買いに走ったスターバックスのコーヒー豆。

飲み比べても楽しいし、単品で普通に淹れてもおいしいし思いの外楽しみの幅が広がりました。

手に入ったコーヒー豆でスタバごっこしたりまた新たな豆を買いに走ったり色々とやってみたいなと思います。

過去にもらった手紙や古い書類などを後生大事にとってたけど燃やした話。

私は過去を大切に抱えて生きている人間かもしれない。

 

もらった手紙は捨てられない。

過去に言ってもらった事や何かしてもらった事は今だに時折思い出して嬉しくなって、その嬉しさをくれた相手を喜ばせてあげたいと思う。

プレゼントだってとっておきたい。全く好みではない物でも思い出としてとっておきたい。

 

逆に、我慢させられたり嫌な思いをさせられたことなんかも夕食作りの最中なんかにふと思い出して今更怒りがこみ上げて来て「ああ言ってやればよかった!こう言ってやればよかった!」と今現在怒らされているかのようにカッカと怒りに燃えたりもする。

 

ひとしきり過去を思い出してフィーバーしたあとに「よく考えたら学生時代のことじゃん!いつまで引きずってんだ私…。」とか気づいて自分が嫌になったりもする。

 

それなのに誰かに何かを説明しようと自分の経験を語るときに、だいぶん前に就職した会社とかを持ち出して説明したり、すごい昔の人間関係を例えに出したりとにかく過去ばっかり話してる自分がいる。

 

最近そんな「過去の思い出を現在に引っ張り出して来てその思い出の中を生きている自分」に気がついて「今をちゃんと見て生きて行かなきゃ」と反省した。

 

きっと、わけわかんない間に10月から11月になってたのもそれが原因のひとつかもしれない。

ちゃんと2017年の10月を見ずに違うものばっかり見てたから11月になっちゃった…とか。

 

今日は勢いのみでブログ書いてるからいつも以上に支離滅裂ですが、そんなわけで家に積もり積もった書類の要不要をきっちりと分けて、不要な書類は焼却しました。

田舎だしお風呂は薪で沸かすような環境なので自らの手で燃やすことができるのがありがたい。

 

過去に就職した職場でもらった書類。

可愛いモテ系の同僚からもらったから「私にもモテがうつるかも?」と腐った考えでお守りのように持っていた直筆の手紙。

自分とは真逆のリア充から貰った結婚式の招待状や「この人から手紙をもらえる事はもう無いから激レアで貴重」という思いで保存していた手紙など…。

 

過去に生きてると自分で言うだけあって、どの書類を見てもどんな理由でとってあるかが全部思い出せる悲しみ。

記憶力がいいといえば聞こえはいいけれど、ただの過去への執着心かもしれない。

 

だって「じゃあこの手紙達を送ってくれたたくさんの人々の中で今現在何人と連絡取ったり会って話したり交流があるのよ?」と聞かれたら…言いたくないけど片手で足りるもの。

 

ほとんどが学校卒業や転職でご縁切れになってるし、日々の生活はみんなそれぞれ違うから会えなくなってそこから縁が途切れて最後には切れるし。

 

「この人はすきだな」と思った人も「こいつキライ」と思った人も満遍なくどんどん私の横を通り過ぎていって私との縁は切れていって、そしてまた違う人とつながっていってるんだろうな。

 

私はそんな「通り過ぎていった人」が残してくれた「ペンで文字を書いた紙」を大切にワクワク保存してその人達と今でも繋がってる錯覚の中にいて時折思い出を思い出しては「あの人は私に手紙をくれたんだぞー!こんなものもらえる私はすごいんだぞー」とバカみたいな満足感に浸ってた。

 

今現在は定期的に遊ぶ友達なんてごくわずかだし、稀に連絡が来た過去にご縁があった「もう顔も思い出せないし今どうしてるのかすらわからない人」と「また会いたいなー」「うん!めっちゃ会いたいー!」とおきまりのやり取りをして結局会うこともなく日々が過ぎていくわけなのに。

 

そんなことを考えながら色んなものを真っ赤にゆらめく炎の中に放り込んで行ったらあっという間に全部が黒く炭になって白い灰になって時々花びらみたいにヒラヒラ舞い散って綺麗で。

なんだかやたらとスッキリできました。

 

断捨離とかカッコいい言葉を使えるような気持ちや行動ではないけど、今をちゃんと見ていけるようになっていかなきゃなと思います。

えええもう11月になってるじゃん!!?

前回ブログ書いたあたりから色々な出来事が重なって

 

「また明日ブログ書こう」

 

そして訪れた翌日には

 

「今日は気持ちができてない!…うん、また明日書こう!」

 

そしてまた翌日に

 

「あー今日は無理ぃ…また明日書こ〜…」

 

…それをひたすら繰り返してたらいつしか繰り返すことすら忘れて、そのままいつのまにか11月になっていて前回の更新からほぼひと月経っていて。

今日それに気づいてかなりビックリしました。

 

あれなんで11月になってるの?10月はどこ行った!?私何してたっけ?

 

…まったく思い出せないしもう街はクリスマス気分だし遠目から見たスタバも真っ赤だし。

そうかと思えばハロウィンの残り物らしいオバケの形のクッキー売ってるの見つけたりして…時間軸どうなってんだろ?

 

 

…一度冷静になろうと思って心を無にしようと瞑想してみたけど全く無にならない。

頑張って思考を消そうとしても

 

「スタバでクリスマスグッズ買いたいなあ」

「あ、晩御飯何作ろう」

「やべぇ、アレ明日までにやっとこう。」

「久しぶりにピコ太郎テレビ出てたな」

「鼻、かゆい」

 

…めちゃくちゃ頭に色々湧いてくる。

時の流れには弄ばれてるし煩悩は次々に湧き上がってくるし、ノートに走り書きしていってる「やることリスト」は消化されることなくたまり続けてるし…あれ?やることリストに書いてあることはやらなきゃいけない気がしてたけどやらなくても日々を過ごせてるな…本当はやらなくてもいいってことかな。

 

…あぁもうわかんなーいハハハハハーウケルー!

 

とりあえず「ウケル」って言っとけばなんとなく楽しく締めくくれるかと思ったけど全然だなぁ。

 

よし、ひとまず落ち着いて白湯でも飲んでこよう。

女友達の言う「なんか楽しいこと無いの?」は楽しい話なんざ求めてない疑惑。

知人と遊ぶ、同僚と遊ぶ、友人と遊ぶ…基本どこで遊んでも聞き役な私。

 

トークがうまくないのは分かってるし変なところでしゃべりを噛むし活舌も悪いしそもそも声が低くて通らないから「え!?え!?なに!!?」って聞き返されることも多くてどっちかというとあまりしゃべりたくない。

 

私が喋ってると話も支離滅裂になるし、思考も結構飛びまくる方だしオチも無い。

大阪の人相手に喋ろうものなら「オチが無い!」ってぶん殴られるんじゃなかろうか。

 

そんなわけで「うん、へえ、そうなんだ、すごいなあ。」を駆使して相手の話を引き出し続け、その引き出しが空になりつくすまで喋り続けてもらったほうが助かるしありがたい。

複数の人間で集まってるなら出来るだけ隅っこに行きたい。場の雰囲気は壊さないしにこやかに対応するし相槌だって打つから。頼むから隅っこでウーロン茶飲ませて。

 

…そんな人間性だからか大体の集まりは喋りたい人や喋りがうまい人がひたすらしゃべり続けてくれるのだが、私が喋らなさすぎるのか時折「マナはなんか楽しいこと無いの?」と喋りのバトンをぶん投げてくる人が居る。

 

「…へぇ!!?」

 

思わず時代劇に出てくる農民みたいな声が出る。同時にドッと汗が出る。

脳内は一気にフル回転モードになり「タノシイコトタノシイコトサイキンアッタタノシイコト…」と考えるがそんないきなり話を振られても何にも出てこないしそもそも焦りすぎて出てくるものも出てこない。

 

まさか自分に順番を回してくると思わなかった。

場にいる全員が無言でこっちを見て「お前たまにしか喋らないし、もちろん何か面白いことを言うんだろうな?」って顔してる。そうにしか見えない。

 

「あ…あぁ…そういえば!最近コンビニの〇〇を食べたらおいしかったよ!コンビニって最近色んなスイーツ売っててしかも本格的だし美味しい!!」

 

…あれ?みんな「あ、うん。」って顔してる。

個人的にコンビニは楽しいしスイーツ食べるのも楽しいんだよ!!こっちにとってはご馳走なんだよ!!あくまで「私にとって」の楽しい話なんだからいいじゃん!!

だからそんなつまらなそうな顔するのはおやめになっていただけませんでしょうか!!?

 

だーから喋りたくないんだよ!私の話なんて大体しょーもないのに、私が喋ると急に場がシーンとして、楽し気に違う話をしてた友人まで喋るの止めて私の話を聞こうとするのが結構あるし、平気な振りしてるだけで内心めちゃめちゃ傷ついてるからな!!?

新手のいじめかと思って若干トラウマなんだからな!!?

「珍しい奴が喋るからみんな気になるんだろうな」ってことで無理やり自分を納得させて精神を保ってるけど、ほんとはガラスの少年時代の破片が胸へと突き刺さりすぎて瀕死なんだからな!!

 

あーほんとに自分のトーク力の無さがつらい…。これでも本を読んだりネット検索したりして会話については勉強してるつもりだし食べ物の話は人類共通で通用して盛り上がりやすいっていうじゃん?でも話速攻で終わったよ!?通用してないんだけど!!?

 

こんな感じで度々投げてもらった「喋りのバトン」を次の人に投げることすらできずに明後日の方向にぶん投げる私。良く分からない方向に消えたバトン。

そして喋りのうまい人がなんとか次のバトンを用意してくれてしんだ場の空気を復活させてくれる…。

 

これじゃまずい、せめて人にバトンを渡そう…と思い「話のバトン」がこっちに来たら「うーん私は面白い話とかあまりないなぁ毎日普通だし。あ、〇〇ちゃんは面白い話ある?」とそっとバトンを手渡すようにしてみました。なんて無難。

 

私には人との関りが向いてないんじゃないかな…と絶望しかけたころにまた集まりが。

ちょうど夫と喧嘩したりしてる時期でストレスがたまっていた事もあり、飛んできた「喋りのバトン」を受けて「…実は夫と喧嘩したりして疲れてる。」みたいなことを喋ってしまいました。

 

「やべぇ、こんな集まりの時に暗い話してしまった…!また場の空気が悪くなる…!」

 

焦って周りを見るとみんな目を輝かせていて「え!!?マジで!?原因は!!?」と目の玉がキラッキラしていました。なにその輝き、今まで見たこと無いんだけど。

「えー、大変だなぁ」と引き気味の友人もいるものの、特に現在恋愛で悩んでる友人が超嬉しそうであれこれ聞いてきます。

 

「…初めてちゃんと興味を持たれた気がする。」

 

自分が喋る側に立つことが出来た上に自分の会話に興味を持たれた事がうれしい気持ちが半分、自分がネガティブな状態であることが物凄く喜ばれている事への複雑さが半分。

 

どうやら「失敗や喧嘩、嫌な思いなどのネガティブな話」をすると大喜びしてくれる人と「うわぁ、大変そう…無理すんなよ」と心底心配してくれる人が居るみたいです。

まぁ心配しながらも心の底ではニタニタしている可能性も否めませんが、心の底は分からないので心配してくれているものとします。

 

 友達の言う「なんか楽しいこと無いの?」は私にとって楽しいことなどでは無く「なんかゴシップないの?」って意味なんだろうか。

でも、私が辛くて本当にしんどいことを話したときに嬉しそうな顔をする人間を「友達」って呼んでいいものなのだろうか。

TOKIOの歌で「お前が消えて喜ぶものに お前のオールを任せるな」っていう歌あった気がするけど、この「友人」と私が勝手に呼んでいる人間は私が消えて喜ぶ者なのだろうか…友人を信じるべきか己を信じるべきか。

 

信じる者は救われる?正直者は馬鹿を見る?どっちが本当だ?

 

良く分からなくなってきたけど「なんか楽しいこと無いの?」に対しては良い回答が浮かばない。

だけど、下手にプライベートな情報を入れずになんか面白く切り返していけたらいいなあと思う今日この頃です。

マコモダケとかいう謎の植物を調理する。

最近なぜかよく聞く単語「マコモダケ」。

 

絶妙に語感が良いマコモダケ。(私の中で)

 

なんか雑魚敵として出てきて速攻やられそうな、クリボー的なイメージ。鳴き声が「マコー!」みたいな。

 

そんなマコモダケを先日スーパーにて発見したので切り刻んで小麦粉まみれにした挙句に高温の油に突き落としてみました。

 

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スーパーのマコモダケ置いてる付近に謎のパンフレットがあったのでもらってみた。

マコモダケの特徴や育ててる人達の様子から調理方法・レシピがたくさん載っててマコモダケに対する熱い想いが感じ取れました。

 

 

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これがマコモダケ本体です。白と緑のコントラストが綺麗。

稲が何かの菌的な物で太くなってマコモダケになるみたいで、生命の不思議を感じます。

要するに稲を食べてるってことなのか…?

 

 

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緑の皮は剥いて調理しろとのことなので緑の皮をベリベリと剥ぐ…「丸裸にしてやるぜーゲヘヘヘ」とか思いながら剥いでたらマコモダケに申し訳なくなってきたので調理に集中することに。

トウモロコシ系の皮を剥いてるような感覚。

 

 

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とりあえず断面は必須かと思って撮影。

中まで白くて特に匂いなどもわからない…すごーく鼻に近づけて匂いを嗅いだらうっすら植物の香り。

まぁ植物だもんね、そりゃ植物の香りするよね。

 

 

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とりあえず天ぷら粉を水に溶いたものをまとわせて、油の中に放り込んで天ぷらにしてやりました。

パンフレットにレシピがいっぱい載ってたけど、1番マコモダケの味のみで勝負出来そうな天ぷらを選ぶ。

 

ちなみに、揚げる前のマコモダケをかじってみたらエグミひとつない優しいタケノコみたいな味がしました。タケノコっていっても、すごーく遠くにタケノコがいる感じの薄〜い味。クセがないので何と料理しても合いそう。

 

 

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天ぷらへ進化完了!

軽く塩をパラパラして食べるとなかなか良い感じにおいしいです。

よく考えたら3本もあったんだから天ぷら以外にも何かしたら良かったなぁと思いつつもおいしく完食。

 

たしか3本セットで300円以内のお値段だった気がするけど、バラ売りとかしてくれたらもうちょっと気軽に試せるかもなぁと無責任なことを考える。

 

だって「マコモダケ…ナニコレ!?気になる!!」っていう人割といると思うけど、値段を見て「お試ししてみるのには高いかも…300円あったらキャベツと白菜とアレとコレが買えるわ。」とか考えて買うのやめそうだし。

 

バラ売りなら「ちょっと一本試してみるかー!」みたいなね。(以前マタタビの実を見つけて、すごく気になったけど値段がそこそこするし量も多すぎて買うのを断念した経験から。)

 

そんな余計なことを書きつつも、食感もタケノコやメンマ的な雰囲気でクセも無く料理しやすそうなマコモダケは個人的にはオススメの品。

 

ゆくゆくはマコモダケが全国的に広がって代表的な野菜の仲間入りしてそのへん歩いてる主婦とかが「キャベツ・ニンジン・マコモダケを買って帰らなきゃ」とか言ったりね。

お野菜大嫌いキッズが「サツマイモとカボチャとマコモダケは好きー!」みたいなね。

 

そろそろ何を言ってるのか自分でもよくわからなくなってきた昼下がり。うん、とりあえず寝よう。