これは私の誕生日の前日の話。
私は「自分がホクホクした気持ちで使える化粧品」を探し求めて車を運転していた。
過去のブログにも書いたのだが、私はとにかく夫の為にお金を使って(いた『つもり』だったかもしれないけど。)自分の為に使うお金が『夫のせいで』無いんだと思い込んで安い服やポイントで手に入れた化粧品を不満タラタラで使っていた。
もう『夫のせい』にして、責任や恨みなどの負の感情をベッチョリと夫になすりつけながら生きていきたくは無い。
そんな負の感情を遥か彼方に吹っ飛ばす為にも「自分がめっちゃテンションが上がって使うたびに嬉しくなるような化粧品」を探しに街へ繰り出した。
本当の本当に自分のためだけの買い物。
「帰りに日用品を買って、食材も買って…」などの雑念は一切入らない。
ネットで「このコスメがいい」「あのコスメは駄目」などの前情報も一切仕入れず、頭の中にあるコスメ情報も思い出さないようにひたすら封印した。
細かいことは「自分の気分や感覚」と「運」に任せる。
本気で自分だけの為にお金と時間を使う一日だ。
そう自覚した瞬間に怖くなった。
「こんなことに時間使っていいのか?」
「自分の為だけにお金をつぎ込むのはすごく悪いことなのでは。」
「現在使ってる化粧品だってまだまだ使えるのに、物を大切にしないのは罪悪では?」
「ただの田舎女の分際で良い化粧品を揃えようとするなんて贅沢であり無駄じゃないのか。」
「贅沢はしてはいけないものである。」
「良い物を買った所で、私の考え方や夫への責任転嫁とか結局変わらないんじゃないの?」
「コスメをちゃちゃっと買えば足りない食材や日用品も買い足せる。」
「そこそこの品質と価格で満足した方が夫への印象はいいかも…。」
「そもそも店員さんが忙しくてアドバイスもらえないかもよ?」
「アドバイスもらえてもめっちゃ高いの勧められたらどうする?」
ゴチャゴチャゴチャゴチャ次から次へと湧いてくる感情。
いつもこうだ。何か「今までにない」事をしようとすれば悪い考えや否定の考えがブワッととめどなく湧いてきて、そのまま怖くなり、動けなくなって元の場所まで戻されてしまう。
「良い化粧品を買いたい!」と意気込んで出てきたはずなのに、もうすでに「その辺のドラッグストアでそこそこの化粧品買って帰ろうかな、ポイントもあったし」という所まで押し戻されている。
「…そうか。この私を元の位置に押し戻してくる負の感情をぶった斬らなきゃ何も変わらないんだ!」
きっと、負の感情に押し戻されて適当なドラッグストアでそこそこの化粧品を買って満足したフリをしても、またそのうち夫に「私は我慢してる!」と詰め寄るだろう。
買い物しただけでは私の性質は変わらないかもしれないし、今度は「違う事」を盾にして夫に詰め寄るかもしれないけど、そしたらその時はその「違う事」を解消できるように動こう。
今は「夫の金銭感覚や買い物」に対する不満が大きいからそれを解消するつもりで動く。
慣れてて余裕がある場所に行くとまたゴチャゴチャ考えると思うから…私が一番「ここは怖い。まだまだ年齢と経験と貯金を積んで良いマダムになったら行く場所だな。」と思っている最強の場所を選んだ。
広島県福山市の福山駅近くにある天満屋というデパートの一階である。
同じ天満屋でもその近くのイトーヨーカドーに隣接している天満屋には割とよく行くし食材も買う。
他にも天満屋はいろんな所で見るけれどどこもフレンドリーで入りやすいのである。
しかしこの駅前の天満屋一階は一味違ったオーラをまとい「一見さんお断り」にも近い気高さと平民には厳しい雰囲気がある。
ブランド物や一流らしきメーカーのマークを掲げた化粧品売り場が軒を連ね、カウンター内にはバッチリと美しくメイクを施した店員さんが立っている。
お店の開店と同時にお店に入ろうものなら、立っている店員さんが片っ端から尋常じゃないほど丁寧に頭を下げて挨拶をしてくれてどこを歩いても逃げ場がないくらいに丁寧な挨拶に全身が包囲される。
社会人になってデパ地下の存在を知り、この天満屋に訪れて開店と同時に一階から入店してしまったことがあるのだが、今以上に男のような性格で照れ屋・人見知りなども酷かった私にはこの超丁寧さが地獄のように思えた。
「やめてくれ!私はそんなにうやうやしく頭を下げてもらえるような高貴な身分なんかじゃないんだ!
うわっ!また店員さんがいるから違う通り道を…うおおっ!こっちにもいる!…誰か…誰か助けてくれええぇー!!」
誰とも会わずに済むならエスカレーターでも階段でもいい!とにかく小走りで店員さんと目を合わせないように床だけを見て地下に向かい、まわりをマダムに囲まれながらテンパったまま買い物をした挙句によくわからないパン一つを握りしめて逃げるように家に帰ったあの時の私。
…とにかく私にとって福山駅前の天満屋は人生にこなれて余裕のあるマダムが行く所なのである。
そんな恐ろしき天満屋に…それも化粧品売り場であるあの一階フロアに…向かう…。
決めた瞬間からゴチャゴチャした考えや余裕はフッ飛んで、ただただ「追い返されたらどうしよう」と心配しながらお店に向かいました。
ローソンとGODIVAがまたコラボスイーツ出してる。
ネットでローソンとGODIVAがまたコラボスイーツを出していることを知りました。
またか!しかも今度は二種類出てる!
…これは買いに行かねばならぬのう!!
と言うわけで、ローソンをハシゴして「ショコラタルト」と「ガトーショコラ」二種類のスイーツをゲットしてきました。
朝一番で行ったから、一件目のローソンで二種類揃っちゃうかも?とか期待してお店に入ったのですが、何故か一件目のローソンではショコラタルトのみ大量にあってガトーショコラが売り切れ。
「まぁ片方だけでも手に入ったからいっか」と二種類揃えることを諦めつつダメ元で入った寂れ気味のローソンではガトーショコラのみが大量に置いてあってショコラタルトが売り切れていました。
「うおおお!二種類のGODIVAが揃ったー!!」
テンションがものすごく上がりましたが、なんであんな偏った売れ方してたんだろう?
一人が一種類のGODIVAを買い占めたのか、それともGODIVA目当てに来る人が続々と一方のGODIVAばかりを連続して買って行って片方だけ売り切れたのか。謎は深まるばかり。
そんなGODIVAがこちら↓↓↓
ショコラタルト
ガトーショコラ
もう、袋を開けた瞬間からものっすごいチョコの香りがしました。
ショコラタルトに至ってはテッカテカ輝いてます。
全然写真には写ってないけど。
そんなGODIVAスイーツを…容赦無く斬る!!
断面♪
さあ、香りと断面を楽しんだ後は食べます!
まずはガトーショコラから。
表面にかかったパリパリのチョコとそのすぐ下のムースみたいに濃厚なチョコ、そしてその下のスフレのようにフワッとしたしっとり系スポンジ生地…美味しすぎー!!
次にショコラタルト。
めっちゃめちゃ全力で水気を切った水切りヨーグルトみたいにこっってりとしたチョコがサックサクのタルトに入っててこちらも美味しすぎー!!
タルトが柑橘系の風味がしたような…超うっすら塩っぽい気がしたような気がしたけど人に話したら「気のせいじゃね?」って言われそうなのでとりあえず黙っておく。
ただ「私の食べ方が雑」&「タルト部分のサクサクが凄い」がコラボしたせいでタルトの食べこぼしが地味に散らかったので、車でこっそりGODIVAを一人食いするなら散らからない・食べこぼしでバレにくいガトーショコラ 一択だな、と思いました。
それにしても今回も美味しすぎて、どちらもチョコ好きにはたまらんスイーツでした。
しょうもない話からいつの間にかサプリメントの話とかズルズルと書いてみる。
最近色々あって体が疲れているらしい。
自分でそう自覚するまでは元気いっぱい普段どおりのつもりだった。
しかし、ふと目に入った両面テープの側面に「ハンディ」「カット」と2つの単語が書いてあったのだが私には何度見ても違う文字に見えてしまい、しばらくの間1人で両面テープを見ながら「えっ!?パンテ…ええっ?カット!?マジで!!?どういうこと!!?セクハラ???」と大混乱してしまった。
冷静になってみると普通に「ハンディ」「カット」と読めてホッとすると同時に少しだけガッカリした自分…なんだよ~ただの「ハンディ」かよ~つまんねーな~。
そう思いながら昼食のカップ麺に後入れの「粉スープ」を入れようと袋を破ったら全力で粉が飛び散った。なんたる凡ミス…しかも夫の車の中にこぼれた。
相当ヤバイ。ヤバイが夫にはまだ見られてはいない。
「あー、虫がいるわー」という雰囲気を醸し出しながら手を振り、粉をさらに散らかして見えなくする。思惑通り粉は飛び散っていたのが嘘のように見えなくなり夫にもバレなかった。
…すでに車の中は砂だらけだしちょっとした粉スープくらいいいよね?ね??
嘘です。今度掃除機かけるから…ゴメンよ夫。
そう思いながらそばで作業をしている夫をチラッと見ていたらカップ麺をこぼしかけたのでもうただひたすらこぼさないようにおとなしくラーメンをすすり、言われたことだけをこなすロボットになることに専念してその場を切り抜けることにした。
私がそそっかしいのだろうか。でも普段からこんな凡ミスを大連発するドジっ子ではないはずだ。いや、ドジっ「子」とかいう年齢でもないので「ドジ」と「アラサー」を足して「ドジサー」にしようか…いやそんなことはどうでもいい。
そうだ!これはきっと体が疲れているんだ!!
ならば手っ取り早く疲れを解消しよう、サプリメントとか楽だし良くない!?
今の私に何の成分が足りないのかは分からないけどとりあえず「マルチビタミン」とか飲んどけば入ってる成分のどれかが当たるんじゃないかな?作業が終わったら買いに行くか。
願わくば、頭と目が良くなって欲しい…あれ?そういや目を良くしたくてあの有名なブルーベリーのサプリ飲んでた時期あったなあ。
当時、ブルーベリーアイの広告を読めば読むほど良い単語ばかりが視界に入って「うおおおお!!私の求めていたものはコレ!!コレだったんだよおおおおお!!!」と並々ならぬテンションで即効注文して定期購入したっけ。
商品が家に到着した日にはワクワクしながら飲んだっけ。
「これで目が良くなる!!」
そう、まるでドラゴンボールの仙豆の如く有り難い物として丁重に専用の置き場に置いてたっけ。
そのまま1週間くらいは全力でサプリメントを飲んでたけど半月もしないうちに中だるみしてきて、飲まない日と飲む日がランダム…というかまだギリギリ飲む日が多くて。
いつの間にか専用の置き場じゃなくて台所の適当に空いたところにポイッて置くようになっちゃって、袋のジッパーも半開きの時があったっけ。
結局1袋飲み切る前に次の袋が来ちゃって、「ヤベェ!次が来た!!」って慌ててちゃんと飲み始めるんだけどまたしばらくしたら飲まなくなって次の月のサプリが届いて。
結構長いこと続いたのは続いたけど、まともに1袋飲み切った月は1回も無くて最後の方は開封すらされてない袋が3袋くらいあったなあ。
そんな時ふと、「北欧産ビルベリー100個分以上」が含まれているはずなのに何で北欧のビルベリーは全滅しないんだろうか?私以外にもこのサプリメントを買っている人は何千何万といるはずなのにその人たち全てが毎月飲み込むサプリメントに入るベリー達はどこからやってきているんだろうか?という疑問がわいてきて。
もしかしたら私が飲みもしないのに注文しっぱなしで毎月届いているこのサプリメントのせいで北欧のどこか片隅のベリー農家の人は売れるはずのベリーが無くなって泣いているかもしれない。
手塩にかけたベリー達…。
普通に生食用のビルベリーとして市場に持っていけばお客さんが購入して美味しくモグモグしてくれただろう。
それなのにサプリメントなんて味わいも何も無い薬みたいなものになってしまって、ベリー農家の人も本当は泣いているのかもしれない。
農家の人「ワタシがテシオにかけたベリータチがスベテドラッグニなっテシマウナンテ悲しイヨ…。
もうスベテのベリーは差し出しタ。ワタシにはもうナニモナイ。
せめてワタシガ作ったサイゴノベリーでデキタサプリ…無駄ニしないデ…」
…ごめんなさーーーーい!!本当に無駄にしていましたーーーーー!
残ってるサプリ全部飲みきるから祟らないで!!!
これ以上北欧のベリー農家さんたちを悲しませてはいけない!!
そしてこれ以上私の中に負のイメージがわいて怖くなる前に…!と、慌てて私は定期購読を解除したのでした。
…うん。やっぱ続けられない人間が安易にサプリメント買っちゃ駄目だな。
そんな過去の思い出を色々思い出したけど私にはサプリは向いていないと思うから、とりあえず疲れが解消できそうなストレッチを検索してやってみることにします。
お店の話。広島県福山市にある謎のスーパー「m.VALUE」が地味に楽しいけど改装の為に一時閉店するんだって。
はい!
こちらの建物はスーパーの「m.VALUE」です。
読み仮名はおそらく「エム バリュー」だと思うのですが調べたことは無い。
広島県福山市の多治米にあるスーパーなのですが、私がスコーンに塗りたくて何軒ハシゴして探し回っても見つけられなかったクロテッドクリームが普通に置いてあったり、なぜか時折コストコの商品が現れたり、西友の謎アイテムが現れたり、スーパーフードが取り揃えられていたり。
牛乳でも謎の「パスチャライズ」とか書かれた赤と黄色と白っぽいパッケージの牛乳があったりして、面白がって購入してみたらめちゃめちゃ美味しかったり。
料理に使う米油も、その辺のスーパーでは小さいボトルしか置いてないのにここのスーパーではでっかいボトルがあって最高…!
他にも「…なんでこんなものがここにあるんだろ?」ってい言うような物とか、私の好みど真ん中の「地産地消」商品が充実していたり地味にワクワクします。
ちょっと変わったものが見てみたい時にはちょいちょいのぞきに行っているのですが、この度改装するとの事で、建物が布や単管で覆われて工事現場感が満載になっていました。(上の写真は改装する前に撮影したやつです。)
私が行った8月29日には、店内改装の為商品1割引(一部対象外があるみたい)と書いてあってちょっとお得に買い物できました。
…今、店名をなんとなく検索したらホームページがあった…!
※重要なお知らせ※
エム・バリュー多治米店 リニューアルの為、一時閉店についてのお知らせ
エム・バリュー多治米店は、リニューアルの為、
2017年9月5日(土)より、一時閉店いたします。
リニューアルオープンは、2017年9月下旬を予定しております。
リニューアル中は、お買い周りに大変ご不便をおかけいたしますが、何卒ご了承くださいませ。
…なるほど!
エム バリュー じゃなくて エム・バリューなのね!(そこなのか)
9月下旬まで利用できないのは寂しいけど、新しくリニューアルオープンするのがたのしみだなー。
ちなみに、このお店で購入したモッツァレラチーズがすんごくミルクの味がしておいしかったですよー!
よくスーパーで見るタイプの物は噛んでいるとモキュモキュしていて味も普通に美味しい感じなのですが、こちらのモッツァレラチーズはにおいからすでにミルク感満載で味もスーパーミルク、歯ざわりもモキュモキュしてなくてふわっとやわらかくてちょっととろみがあり、超絶美味しいです。
本当、ちょっと変なお店(褒め言葉です)って妙にテンションが上がる…!
変な野菜とか見つけたら調理方法も分かんないのに即買いしちゃったりとか。
今現在、私が知りうる中でこのm.VALUEが一番変わっていて買い物が楽しいので、リニューアルオープンを楽しみに待ちたいと思います。
ミスタードーナツのベジポップというドーナツを食べてみた。
夜、ちょっとした待ち時間が発生しました。
車でスマホしながら待つのは目が疲れるので、お店をうろうろしたり夜の風景を眺めながら町を探索したりして待つことに。
そして散策しまくっていると小腹が減った上に喉が渇いてきたので偶然視界に入ってきたミスタードーナツに入ってみる。
ネジネジとねじってあるような見た目のドーナツにクリームがはさんであって端っこにチョコレートがかけてあるアレです。
もはや「ミスタードーナツに入る=エンゼルフレンチを買う」といってもいいくらいに同じドーナツばっかり買っている私。
と言うわけでいつもと同じエンゼルフレンチを注文しかけたのですが不意に「いつものエンゼルフレンチパターンを崩してみたい…」と思い立ち、一番見たことも無い謎のドーナツを購入してみました。
赤・黄・緑の信号みたいなドーナツー!
ベジポップという名前で、野菜を使ったドーナツらしいです。
今ミスタードーナツは野菜推しらしくて、スムージーもあったけどそこは抹茶ラテを購入。
特に激しい野菜臭がするわけでもないし、どのへんが野菜なのかと思ってドーナツをペロッとめくってみたらクリームも野菜っぽい色をしていていました。
とりあえず夜だし暗いしさっさと食っちまおう!ということで赤のドーナツをむしゃむしゃ食べてみたらなんだか甘酸っぱいような味でした…果物系?
次に緑のドーナツを食べてみたら、野菜ではなくパイナップルの味がガツンと来て後味が葉っぱ的な風味。
最後に黄のドーナツを食べたらモロッコヨーグルの味がしました…あれ?野菜は?
食べ終わったパッケージをふと見たらイラストが書いてあって「あら可愛らしい」とか思っていたのですが、よく考えたらドーナツに入っていた野菜の紹介っぽい。
赤ドーナツを食べた時の「果物系?」と緑ドーナツを食べた時の「パイナップルの味する!あと葉っぱ!!」と3つも正解することができたので自分で自分をほめてあげたい!…さすがに黄色はモロッコヨーグルではなかったけど。カボチャかあ…。
あと、抹茶ラテですが蒸し暑い夜の街を探索しまくった私の喉を潤すには最適でございました…やたらと甘くてでもスッキリしていて美味しい!!
飲んだ瞬間に「ウマッ!!!なんじゃこれ!!!」ってなりました。
抹茶っていうよりもグリーンティーにバニラ的な甘いシロップとミルクが入ってるような印象でしたがそれにしても美味しい。
夜の景色と行きかう人々時々リア充を眺めながら、無音の車の中で1人ドーナツを食べて抹茶ラテをすする…なかなか悪くないひと時でした。
花火大会の現場は人でごった返して地獄なので、現場に行かずに家で見る。
花火大会って花火は綺麗だし、夏って感じはするし、ちょっとロマンがある気もするし凄く良いイベントですよね。
少女漫画で「夏」といえば、割と高い確率で海と同じく出てきますもん花火大会。
可愛く着飾って浴衣で参加した花火大会…
気になる彼も参加してる事に気付いて話しかけようとしたら隣に綺麗な女の人が!
「彼女いたなんて…」悲しみにくれながら何故か家ではなくて神社の奥方面に走り出す主人公。
そしてそれに気付く彼。
追いかけてきた彼に腕を引き寄せられてそのまま神社の前でもうそれはえらいこっちゃになって…
…ほんといいよなぁぁぁ少女漫画ー!
そんなシチュエーション現実に起きるどころか聞いたことすらないよー!
主人公は「地味」「眼鏡」とか言ってても最終的におめめクリクリ美人でモッテモテだし、だいたい気になる相手も超絶イケメンで、さらに複数人のイケメンがいたるところから湧いてきて、自分の取り合いを繰り広げるんだぜー?
…でももし自分が少女漫画の主人公で取り合われる立場になったら、あっちに頭を下げこっちに謝罪をして全員が仲良くなるように身を粉にして営業マンのごとく立ち回るんだろうなあ。胃に穴があいたりして。
最終的に私が八方美人過ぎて全員を敵に回して…うわぁカオス過ぎる。そんな夢のない少女漫画は嫌だ。
そんな夢いっぱい・妄想いっぱいの花火大会。
カップルや若者の集団やファミリーもいっぱいで、会場付近が車や人で凄まじくごった返すんですよね。
私の住んでいる地域はめちゃめちゃ田舎で通常は人もまばらだし、市役所に行く度に市の人口を表示している掲示板が毎回マイナスになっていて総人口から世帯数、出生数とかすべての項目の人数が着々と減っているのに。
一体どこにこんなに人間が隠れてたんだっていうくらいに人がわいてあふれ出てくるの本当に不思議だけど「まだこんなに人が居たんだ」って少しだけ安堵。
人ごみがしんどい…。
まっすぐあるけないのツライ…。
人ごみに流されるの無理…。
万が一知り合いに出くわした時にテンションあげて喋るのも疲れる…。
キャピキャピしてるリア充を見ると悲しくなる…。
そんな私みたいな人間にはありがたい、地方テレビの花火大会生中継ー!!
他の地域もあるのか分からないけれど、私の住んでいる地域では地元の情報を一日中流し続ける番組があって、花火大会も始まりから終わりまで生中継されるのです。
さっそく、花火大会の中継時間にテレビをつける。エアコンもつける。部屋の電気を切って真っ暗闇にする。ゴロリと横になる。
浴衣姿のアナウンサーが色々トークで盛り上げて、花火大会も開始。
ポンポンとあがる花火…遠くでは実際の花火の音もかすかに聞こえて臨場感も有り。
たまにカメラマンがズームしすぎて花火が見切れたりして「ああもうっ!」ってなるけどそれはそれで面白くて良し。
暗い部屋でTV画面に集中していると、本当に花火を見に行っているような錯覚になります。エアコンの聞いた部屋で、蚊や虫、汚れを気にせずゴロリと横になって花火が見られる。ほっほー♪こりゃあいいや♪
結局、始まりから終わりまで花火大会をめちゃめちゃ満喫してしまいました。
本当は現場に行けば最高なんでしょうけど、家で花火大会もいいもんです。
次に家で花火大会を満喫する時には、焼き鳥とちょっとしたお酒くらいは用意したいと思います。
そうめんうりが私の想像していた物では無かった話。
そうめんうり。
名前は聞いたことがあったのですが「どこかの職人が瓜をそうめんのようにめちゃめちゃ細切りにして提供している料理。」だと思っていました。
先日出かけた徳島県の吉野川サービスエリア出入り口で野菜を売っているコーナーがあって「そうめんうり」と名前を掲げて売られている謎の丸い野菜があったので購入。
琉球という謎のでっかいアロエ的な何かもあったので買いたかったのですが葉っぱ系で家に帰るまでにしおれそうなので断念。
翌日、そうめんうりのレシピを調べると「茹でろ」とのこと。
「めちゃめちゃ千切り…しなくていいんだ?」と思いながら、丸いそうめんうりをブッた切って煮えたぎったお湯に放り込んで茹でる。
しばらく茹でて、熱々のそうめんうりをざるにあげてしばらく放置。
荒熱が冷めた頃に果肉(?)部分を触ると、ホロホロとほどけていきました。
すげえ!さけるチーズみたいに筋状にほぐれる!!楽しい!!
上から順に「ほぐれる前」「ちょっとほぐした」「めちゃめちゃほぐした」です。
果肉の部分がそうめんみたいにほぐれるんですね。知らなかった。
食べてみるとちょっと茹ですぎたのかべちゃべちゃしている部分はあったけど、なんだかショリショリした歯ざわりでした。酢の物にしてみたらちゃんとおいしかったです。
千切りをしなくてもゆでるだけでそうめんになる瓜…しかも手間隙かけた感も出せる。
「これ、一生懸命私が千切りしたんよー!」って言ったら割と信じてもらえそうだし、これは私のようなズボラな人間にはもってこいの野菜ではないか。
また見かけたら買ってみたい、そして今度はそうめん状態にせずにそのまま食べてみたいと思いました。